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仏PPR、イタリア高級紳士服「Brioni(ブリオーニ)」を買収

 フランス流通大手Pinault-Printemps-La Redoute(ピノー・プランタン・ルドゥート=PPR)が2011年11月8日、イタリアの高級紳士服ブランド「Brioni(ブリオーニ)」を買収することを発表した。「Brioni」はPPRのもと、新興国へ進出し市場を拡大することで収益向上を目指す。買収額は明らかにしていない。

 PPR公式サイトによると株式資本100%の買収で「Brioni」とは既に合意しており、2012年初旬までには買収手続きを完了させる。「Brioni」のCEO Francesco Pesci(フランチェスコ・ペッシ)は、「PPRとの連結は私たちにとって大きな機会です。新たな段階に私たちをリードしてくれる理想的なパートナーです」とコメント。PPRは、2010年の「Brioni」の年商は1億7000万ユーロとしている。

 イタリアの代表的な高級紳士服ブランドとして知られる「Brioni」。映画「007」でジェームス・ボンドが「Brioni」のスーツを着用していたことも有名。2011年春夏レディースコレクションからは、新デザイナーにALESSANDRO DELL'ACQUA(アレッサンドロ・デラクア)を起用している。昨年、銀座店を移転オープンさせた際「今後もアメリカやヨーロッパのマーケットだけではなく、中東、極東の新興マーケットに焦点をあてて意欲的に店舗拡大を行う予定」とコメントしていた。

 PPRは、「GUCCI(グッチ)」や「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」などのラグジュアリーブランドを展開するほか、傘下にドイツ発のグローバル・スポーツライフスタイルブランド「PUMA(プーマ)」を擁しているフランスの大手コングロマリット企業。今年5月には、米スポーツウェアブランド「VOLCOM(ボルコム)」を買収している。そのほか、LVMHが「BVLGARI(ブルガリ)」を買収するなど、コングロマリット企業のラグジュアリーブランド買収が続いている。

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