原宿ストリートで流行った10のモノ<女性編> - 2011 -

ストリートファッションを定点観測しているFashionsnap.comによる、2011年原宿のトレンド調査<女性編>。2011年も自由な感性と個性を発揮したスタイリングに溢れ、街をにぎわせた。2010年に引き続き世間を席巻するようなビッグトレンドは生まれなかったものの、原宿ならではの個性派ファッションは健在だ。2012年を迎えたところだが、昨年1年間で撮影されたストリートスナップを振り返り、原宿で流行った10のキーワードを現役スナップハンターが選出。まとめてお届けする。

■シースルー

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 シースルーのアイテムは、ストリートのみに留まらず幅広いジャンルの女子の間で流行した。オーガンジーやシフォンなどの素材を用いて肌を透けさせるシースルールックは、1969年に「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」が発表したのが始まりとされている。原宿では2010年、ランジェリーを取り入れてセクシーなコーディネートをつくる女子が多かったが、2011年はシースルーで肌を露出するだけではなく、素材や色違いの重ね着が主流となっている。

□「シースルー」のスナップ
@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Omotesando, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo


■自分でバイマテリアル

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 異素材を組み合わせたバイマテリアルは、2011年秋冬に様々なブランドから提案された。原宿ではこのスタイルを自分でつくる女子が出現している。特に、レザージャケットとデニムベストの組み合わせは鉄板。一昔前は「ダサい」とのイメージがつきまとっていたデニムベストだが、2011年は再び注目が集まっているようだ。ストリートでは、男子も女子も着用している比率が高まっている。

□「自分でバイマテリアル」の着こなし
里紗@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo


■ヴィンテージタータン

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 バファローチェック、マドラスチェックなどチェックの種類は様々だが、2011年はタータン・チェックに注目が集まった。古着屋で売っているようなタータンチェックのアイテムをスタイリングに取り入れていた。タータン・チェックはスコットランドで昔から用いられてきた格子柄。男子の間ではスカートとして取り入れる人が多かった一方で、女子はシャツやアウターとして取り入れる人が多く、逆転の発想で着こなしを楽しんでいる原宿らしい自由さが感じられる。

□「ヴィンテージタータン」のスナップ
KYOKO@Street of Harajyuku, Tokyo
カリナ@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo

■カラーブロッキング

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 鮮やかな色を組み合わせたカラーブロッキングは、2011年のはじまりに一度脚光を浴びたが、日本では震災の影響から人気は下火になったように思われた。しかし、原宿では明るい気分を取り戻すかのように、春夏にかけてカラーブロッキングを取り入れて着こなす女子が多かった。イエローやピンク、グリーンなど、目にも鮮やかなカラーを組み合わせる女子の一方でシックなカラーブロッキングを取り入れる女子もいた。

累甘@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo
れみ@Street of Shibuya, Tokyo
maU@Street of Harajyuku, Tokyo

■ボリュームアウター

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 2010-11年秋冬シーズンに様々なブランドのランウェイに登場したボリュームアウター。原宿では厚手のニットアウターを中心に、ワンサイズ大きめのようなざっくりしたボリュームアウターが人気を得た。腕の長さは手の甲までのものをセレクトし、肩に引っ掛けるようなビッグシルエットが鉄則のようだ。アウターの定番カラー黒やグレーではなく、ニットの柔らかさを感じられるベージュやクラシックなスタイルに近づけるキャメルが選ばれている。

□「ボリュームアウター」を着用しているスナップ
千里@Street of Shibuya, Tokyo
りりこ@Street of Harajyuku, Tokyo
美寿々@Street of Shibuya, Tokyo

■白タイツ

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 2010年に夏でも履けるタイツとして10代後半のオシャレ敏感層に好まれたレーシータイツ。2011年は柄が控えめな白ベースのタイツをセレクトする女子が急増している。白タイツは膨張色ということからこれまであまり選ばれることがなく、過去に流行ったカラータイツと言えば赤や紫、青など濃いめの色がメイン。ロリータのイメージが付き纏うのもコーディネートに取り入れにくい理由の一つだ。ランウェイでは「BOTTEGA VENETA」がストラップシューズと合わせて白タイツを登場させ、清楚なイメージを与えている。原宿では厚底のごつめのシューズやインパクトの大きいTシャツと合わせて甘辛のバランスを楽しんでいるようだ。

□「白タイツ」のスナップ
@Street of Harajyuku, Tokyo
はるか@Street of Shibuya, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo

■襟

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 襟は2011年を代表するキーワード。特に「付け襟」は、様々なブランドから続々とリリースされ、シースルーアイテムと肩を並べる人気をとなっていた。この流れを受けて、原宿では「襟」付きのトップスを着用するガーリー女子が増えた。ちなみに付け襟のブームは、昭和61年に訪れて以来。当時日本に訪れたダイアナ妃が火付け役となったと言われている。

□「襟」のスナップ
萌@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo
可奈絵@Street of Harajyuku, Tokyo


■厚底

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 男子に続いて、女子の間でも定番化しつつある厚底。2010年の「原宿ストリートで流行った10のモノ<女性編>」にもランクインしていたが、2011年もその人気は衰えなかった。2000年に「厚底」の流行を支えたギャル達から代わり、今や原宿女子達の定番と化している。根強い人気を誇る「Vivienne Westwood」のロッキンホースや、「Dr.Martens(ドクターマーチン)」や「CONVERSE(コンバース)」の「ALL STAR」も厚底のものが好まれた。同時にウェッジソールの人気も急上昇し、夏にはオープントゥのタイプが人気を得ている。

□「厚底」のスナップ
@Street of Harajyuku, Tokyo
Ryo@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo


■ヴィンテージメガネ

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 2010年にメガネがコーディネートに取り入れられるようになってから、原宿では「アキバガール」と呼ばれる女子が急増した。ヴィンテージを超えて少しダサめのファッションをあえて着こなす女子のことを指し、アキバガールの必須アイテムの一つがあられちゃんのような大きなメガネ。2011年は、そこから派生したような大きめのヴィンテージメガネが人気だ。2011年の流行の一つとして挙げられる「クラシック」なスタイルと融合できるようなべっ甲タイプやおじさんがかけているようなシルバーフレームを取り入れている。また丸いフレームが特徴的なロイドメガネをセレクトする上級者もいた。

□「ヴィンテージメガネ」のスナップ
絵菜@Street of Aoyama, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo
すず@Street of Harajyuku, Tokyo
ハルナ@Street of Harajyuku, Tokyo


■アメアパのシティバッグ

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 「American Apparel(アメリカンアパレル)」のトートバッグは根強い人気を誇るトートバッグとなりつつある。以前から原宿ではショルダーストラップのないタイプを男女問わず手にしている人が多かったが、ショルダータイプが発売されて以降、女子の間で特に人気を得ているようだ。正式名称は「ブルデニムウォーバンシティストラップバッグ」。丈夫な白のデニムに黒のへルベチカフォントが映えたシンプルなデザインが、若者の心を掴んでいる。3,500円と手頃な価格も好評の理由のひとつだろう。

□「アメアパのシティバッグ」のスナップ
イクミ@Street of Harajyuku, Tokyo
mami@Street of Harajyuku, Tokyo
@Street of Harajyuku, Tokyo

■2011年原宿男子の流行は?
原宿ストリートで流行った10のモノ<男性編> - 2011 -

■2010年原宿の流行は?
原宿ストリートで流行った10のモノ<男性編>
原宿ストリートで流行った10のモノ<女性編>

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