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【訃報】川勝正幸氏が突然の死、ファッション界からも悲しみの声

 エディター川勝正幸(かわかつ まさゆき)氏が1月31日、火災により死去したことがわかった。2009年にノン・フィクション「丘の上のパンク -時代をエディットする男・藤原ヒロシ半生記-」を出版するなど、サブカルチャーをメインに執筆活動を続けていた。享年55歳。突然の訃報に「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」のデザイナー滝沢伸介氏や藤原ヒロシ氏など、関わりが深かった多くのファッション関係者から悲しみの声が上がっている。

 川勝正幸氏は、1956年福岡県博多生まれ。中央大学法学部政治学科卒業後、1980年にモス・アドバタイジングにコピーライターとして入社。1985年同社を退社し、フリーランスとして活動をスタートした。1987年には共同で事務所「トーテムポール(後のドゥ・ザ・モンキー)」を設立。音楽や映画など、ポップ・カルチャーを得意分野に活動を続け、2000年には東京大学で「ポップ・ウィルスの浸透と拡散(通称ポップ・ゼミ)」の講師を務めている。2002年に川勝プロダクションを設立。主な著書にコラム集「21世紀のポップ中毒者」等、編著書には「勝新図鑑 -絵になる男・勝新太郎のすべて-」やデイヴィッド・リンチ監督作「インランド・エンパイア」劇場用パンフレットなどがある。なかでも、「丘の上のパンク -時代をエディットする男・藤原ヒロシ半生記-」は取材・執筆・編集に5年を費やした傑作として出版時には予約待ちとなるほどの人気を博した。

 訃報を受け俳優の佐野史郎氏やクリエイターいとうせいこう氏、「Fantastic Plastic Machine」の田中知之氏らがTwitterを通してコメント。ファッション界からも早すぎる死を惜しむ声が多くあがっており、滝沢伸介は自身のブログに「R.I.P.」のタイトルで「朝一番、川勝正幸さんが亡くなったという事を聞きました。若い頃から現在まで、大変お世話になっていただけに、信じられない気持ちと、本当に残念な気持ちです。ご冥福をお祈りいたします。」と更新。藤原ヒロシも「カルチャーを語る、語ってくれる最重要な人が他界した。残念でならない。」と悲痛のメッセージをブログに綴っている。

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