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「黒の衝撃」から30年辿る 国内初の日本ファッション展開催

「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展
「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展
Image by: Fashionsnap.com
 「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展が7月28日から、東京都現代美術館(MOT)でスタートした。三宅一生や川久保玲、山本耀司らをはじめ、高橋盾や皆川明、廣川玉枝らまで、日本のデザイナー全37組による約100点の作品を展示する国内初の本格的な日本ファッション展。コレクションピースに加え、映像、写真、印刷媒体を通して1980年代から現在までの約30年間の変遷を通覧できる。
 

 日本では初開催となる「Future Beauty 日本ファッションの未来性」では、川久保玲や山本耀司らがパリコレデビューした1981年を起点に、ブランド設立10年未満の若手デザイナーの作品までを網羅。新進気鋭の建築家藤本壮介により、会場は「陰翳礼讃」「平面性」「伝統と革新」「日常にひそむ物語」の4つのセクションに分けられた。"黒の衝撃"と称され、世界に熱い議論を呼び起こした「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」や「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」のコレクションピースや、当時のランウェイショーの映像、「COMME des GARÇONS」が発行した雑誌「six」や横尾忠則が描いた「ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)」のインビテーションなど、貴重な展示品が並ぶ。また、LADY GAGAが着用した「SOMARTA(ソマルタ)」のボディーウェア、「minä perhonen(ミナ・ ペルホネン)」のグラフィカルなテキスタイル、「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」の神々のショーの映像作品など、現在活躍中のデザイナーによる作品も多数展示。日本ファッションを総括するだけではなく、その"未来性"に多角的な視点から迫っている。

 「Future Beauty 日本ファッションの未来性」は、日本ファッションが持つ創造性と、その力強いデザインに潜む文化的背景に焦点を当てた「Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion」展として、2010年にバービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)で初開催。2011年には、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)で開催され、いずれも大きな反響を得ている。日本の開催を経て、2013年には、シアトル・アート・ミュージアムに巡回する予定。

■伝説の鳥がテーマ SOMARTAがデザインしたメルセデスベンツの小型車スマートも展示
URL:https://www.fashionsnap.com/news/2012-07-25/samarta-smart-2012/

■Future Beauty 日本ファッションの未来性
会場:東京都現代美術館 企画展示室3階
   〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
会期:2012年7月28日(土)~ 10月8日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし9/17、10/1、8は開館、9/18(火)は休館)
開館時間:10:00 ~ 18:00(入場は17:30まで)
観覧料:一般1,000円(800円) 大学生・65歳以上800円(640円) 中高生500円(400円) 小学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※本展チケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
同時開催:
「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」 7/10(火)~ 10/8(月・祝)
「MOTコレクション」 5/19(土)~ 10月8日(月・祝)
「ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト」 ~ 10月上旬

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