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イケアの本国コーディネーターが来日 創業70周年とこれからについて語る

トークショーのイベント会場より Image by Fashionsnap.com
トークショーのイベント会場より
Image by: Fashionsnap.com

 イケアの創業70周年を記念して、スウェーデン本社からイケアミュージアムのコーディネーターJuni Wannberg(ユニ・ヴァンベルグ)が来日した。1970年代以降、10回以上日本に訪れているというJuni Wannbergだが、プライベートではなくビジネスで来日したのは今回が初めて。8月5日まで開催されている「スウェーデンデー イン 渋谷ヒカリエ」の会場8/02/CUBEで、1920年から現在までのイケアの歴史を振り返り、今後の展望を語った。

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 イケアは、人口約9,000人の小さな街、南スウェーデンのエルムフルトで1943年にIngvar Kamprad(イングヴァル・カンプラード)が設立。Juni Wannbergは、約30年前から同社に携わっているという。

 イケアはアメリカやドイツなど世界に約40まで物流センターを増やしているが、創世記は牛乳配達にインスピレーションを得た試行錯誤のアイデアから物流の仕組みを構築。低価格化の影響で他社製品の品質の低下が進むなか、1953年に初のショールームをエルムフルトにオープンし、イケアの顧客は購入する前に製品を実際に見て触ることでその品質を確かめることができるようになったという。その後、配送コストをできるだけ抑えるために考案されたフラットパックをはじめ、名物ホットドッグが生まれたレストラン、デニムを多用したソーシャライズな居住空間、ミラノの国際家具見本市に出展したPSコレクションなど、スカンジナビアのクリエーションを落とし込んだ幅広い取り組みで事業を拡大。2000年代に入ってからは「非常にシンプルで機能性を持つライフスタイルが加速した」とJuni Wannbergは分析しており、この動きに合わせて2006年にストックフォルムコレクションを発売。「ただ単に新しいものを生み出すのではなく、1950年代〜60年代に私たちがつくりあげてきた、良いデザインに改めて立ち返ったアイテム」の導入を開始した。今後は本国エルムフルトの1号店の建物を再活用して、イケアの歴史を紹介する新施設の建設を計画中。Juni Wannbergは「月面上への出店」も視野に入れて、「常に上昇志向で邁進していきたい」と意気込みを話した。

■イケアがヴィンテージ コレクション発売
 /news/2014-07-15/ikea-vintage/

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