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「ムーミン」作者トーベ・ヤンソン生誕100周年 国内初の大型展開催

トーベ・ヤンソン 《「たのしいムーミン一家」挿絵》 所蔵先:タンペレ市立美術館ムーミン谷博物館 制作年:1948年 (C) Moomin Characters ™
トーベ・ヤンソン 《「たのしいムーミン一家」挿絵》 所蔵先:タンペレ市立美術館ムーミン谷博物館 制作年:1948年 (C) Moomin Characters ™

 「ムーミン」シリーズ作者トーベ・ヤンソンの巡回展「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~」が、10月23日から横浜のそごう美術館で開催される。トーベ・ヤンソンの生涯に焦点を当てた日本初の本格的な展覧会で、油彩や水彩、挿絵、写真資料など約400点を展示する。会期は11月30日まで。

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 トーベ・ヤンソンは、第一次世界大戦が始まった1914年にフィンランドの首都・ヘルシンキで生まれ、15歳で風刺雑誌「ガルム」の挿絵画家としてデビュー。小さな生きもの「ムーミントロール」を主人公にした物語は"暗い現実からの一種の逃避"として書き始めたといい、第一作「小さなトロールと大きな洪水」は戦後すぐの1945年に出版された。1970年にはシリーズ最後の作品「ムーミン谷の十一月」を発表。以降は一般向けの小説を手掛けるようになり、フィンランドの国家文学賞をはじめ様々な賞を受賞した。2001年6月27日に86歳で永眠。

 「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~」は、今年3月からフィンランドで開催されている展覧会の日本巡回版として、トゥーラ・カルヤライネン氏監修のもと再構成された。約50点の油彩作品に加えて、初公開の作品含めたムーミンシリーズの挿絵原画や「不思議の国のアリス」をはじめとする小説の挿絵などを展示。会場には、トーベ・ヤンソンが1964年から1991年までほぼ毎年過ごしたクルーヴ島の「夏の家」が再現される。ミュージアムショップでは、限定グッズやブックデザイナーの祖父江慎が手掛けた展覧会図録を販売。そごう美術館を皮切りに来年9月まで、北海道立帯広美術館、新潟県立万代島美術館、北九州市立美術館、あべのハルカス美術館を巡回する。

■「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~」
会期:2014年10月23日〜11月30日 ※会期中無休
開館時間:午前10時〜午後8時
 ※最終日は午後5時閉館
 ※入館は閉館の30分前まで
入館料:大人1,000(800)円/大学・高校生800(600)円/中学・小学生500(300)円/未就学児無料
 ※消費税含む
 ※()内は前売、20名以上の団体、障害者手帳をお持ちの方およびその同伴者1名の価格

■巡回スケジュール:
 2014年12月~2015年2月 北海道立帯広美術館
 2015年2月~5月 新潟県立万代島美術館
 2015年5月~7月 北九州市立美術館 分館
 2015年7月~9月 あべのハルカス美術館

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