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兵庫の老舗百貨店「ヤマトヤシキ」が経営再建へ

 兵庫県姫路市の老舗百貨店ヤマトヤシキが、投資ファンドの下で経営再建に乗り出すと発表した。12月4日付で事業再生実務家協会に対して事業再生ADR手続きの申請を行い、同日受理。外部スポンサー候補のマイルストーン ターンアラウンド マネジメント(以下、MTM)と共に、抜本的な事業と財務の再構築を通じた事業継続を目指す。

 ヤマトヤシキは、明治39年4月に創業した前身の「米田まけん堂」が昭和22年3月に設立。外商にも注力して経営を拡大していたが、バブル崩壊後のデフレ経済と百貨店業界全体の市場規模縮小を背景に売上が減少していた。これを受けてグループ子会社の再編や人員削減等を行ってきたが、コスト削減の努力も及ばず今回の措置に至ったという。

 現在は姫路市と加古川市にそれぞれ1ヶ所ずつ店舗を構えており、今後も営業を継続する予定。姫路店は、地下1階の食料品をはじめ1階の服飾雑貨・化粧品と2
階の婦人アパレル売場を大幅改装し、加古川店は、駅前立地を生かした商業施設系ベンダーを導入して顧客基盤を強化・拡大する。従業員は引き続き雇用する方針で、2017年2月期の黒字化を計画。現任の取締役は全員退任し、MTMが指名した社外取締役が過半を占める経営体制に移行する。

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