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80年代サブカルチャー牽引した「宝島」が40〜50歳代向けに復刊

創刊号 表紙
Image by: 宝島社

 邦ロックバンドブームや原宿のストリートファッションなど1980年代のサブカルチャー形成の一役を担った「宝島」が、季刊誌「宝島エイジズ(AGES)」と名前を変えて復刊する。当時の読者世代となる40〜50歳代をターゲットに、いま様々な世代でトップに立っているクリエイターを集め、雑誌メディアの影響力を取り戻すための実験・挑戦するコンテンツを展開するという。ファッションシーンに加えて、雑誌業界でも「オリーブ(Olive)」や「ブーン(Boon)」をはじめとする1980〜90年代のリバイバルブームが起きている。

 1973年に創刊された「宝島」は、RCサクセションやYMOといった音楽アーティスト、現在のカジュアルファッションの礎といわれる「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」や「ミルク(MILK)」などのブランドと親交を深め、その後の裏原ブームを作ったデザイナーたちのコラムも連載。しかし、1990年代に入ってからはバンドブーム等の衰えに伴って、誌面のコンセプトをアダルト向けに一新。現在は再びリニューアルが行われ、「タブーに斬り込む知的探求マガジン」がキーワードの月刊誌になっている。

 既存の「宝島」とは別媒体と位置付けて、新雑誌「宝島エイジズ」は12月25日に第1号を発売。RCサクセションやザ・ブルーハーツ、ラフィンノーズ、有頂天といったパンク・ニューウェイブの音楽シーンから、原宿のストリートファッション、1980年代を一世風靡した伝説のクラブ「ピテカントロプス」をはじめとするDJやクラブカルチャー、戦争と平和をキーワードにした対談などを特集する。各企画に登場するのは、よしもとばななや町田康、しりあがり寿、中森明夫、渋谷直角、綾小路翔、ヒャダインら1980年代の「宝島」で活躍していた人々から当時の読者まで様々だ。価格は880円(税込)。

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