Art

東宝スタジオの映画美術を公開 ゴジラと七人の侍にフォーカス

東宝スタジオ メインゲート (写真提供:東宝株式会社) (C) TOHO CO., LTD.東宝スタジオ メインゲート (写真提供:東宝株式会社) (C) TOHO CO., LTD.
東宝スタジオ メインゲート (写真提供:東宝株式会社) (C) TOHO CO., LTD.

 東宝スタジオの歴史を振り返る展覧会「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」が、2月21日から世田谷美術館でスタートする。1954年に公開された「ゴジラ」と「七人の侍」の2本の代表作を中心に特殊撮影や東京の時代劇を創出した映画美術の魅力に迫るほか、美術デザイナーや衣裳デザイナー、作曲家など映画製作に携わった様々なクリエイターの仕事を紹介する。会期は4月19日まで。

— ADの後に記事が続きます —

 「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」は、時系列で分けた4つの章で構成。第1章「東宝スタジオ/映画の歩み」では、前身である写真科学研究所(PCL)の創立から二度の合併、社名の改称を経て、現在の東宝スタジオに至るまで築かれた歴史を、ポスターやスチール写真、記録映像など様々な資料で回顧する。第2章「東宝映画の黄金時代」は「七人の侍」と「ゴジラ」の創造の源流を辿り、第3章「東宝砧撮影所(1947年〜1970年)」では黒澤明や市川崑ら映画界を代表する監督が手掛けた絵コンテや、柳生悦子らによる衣装デザインを紹介。また、セットのデザイン画や特殊美術、映画ポスター、映画音楽を担当した作曲家の仕事にも密着する。最後となる第4章「東宝スタジオ(1971年〜現在)」は、大作映画「日本沈没」の美術デザインや2004年に100億円を投じてスタートした「スタジオ改造計画」、今年8月と9月に2部作として連続公開される新作映画「進撃の巨人」まで、近年における東宝スタジオの活動を網羅する。観覧料は、一般が1,000円、65歳以上が800円、大高生が800円、中小生が500円。

 東宝スタジオは、無声映画から発声映画(トーキー)に転換していた1932年に前身の写真化学研究所(PCL)が創立。1937年と1943年と二度にわたって合併し、1971年に現在の東宝スタジオに改称された。「東宝砧撮影所」の呼び名で親しまれた現場からは、黒澤明監督作品や「ゴジラ」「モスラ」に加えて、近年では「BRAVEHEARTS 海猿」や「真夏の方程式」、「謎解きはディナーのあとで」、「永遠の0」といった人気作が誕生している。

■東宝スタジオ展
会期:2015年2月21日(土)〜4月19日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
会場:世田谷美術館1階展示室
観覧料:一般 1,000(800)円 / 65歳以上 800(600)円 / 大高生 800(600)円 / 中小生 500(300)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害者の方は500円、大高中小生の障害者の方は無料、介助の方は1名につき1名まで無料。
連絡先:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)

記事のタグ

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング