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神田錦町の新複合ビル「テラススクエア」公開 個性派の飲食店揃う

博報堂とプロントコーポレーションが手掛ける「ハッソウカフェ ウィズ プロント」 Image by Fashionsnap.com
博報堂とプロントコーポレーションが手掛ける「ハッソウカフェ ウィズ プロント」
Image by: Fashionsnap.com

 博報堂、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、安田不動産の5社が共同で手掛ける神田錦町の複合ビル「テラススクエア」が、5月15日にオープンする。オープンに先駆けて13日の今日、関係者向けに館内が公開された。1階と2階の商業施設ゾーンでは、博報堂とプロントコーポレーションによる初のコラボレーション店舗「ハッソウカフェ ウィズ プロント(HASSO CAFFE with PRONTO)」や日本初の飲食店特化型都市型農園「テラスファーム」など10テナントを揃え、神田で新たなトレンドを発信する。

 「テラススクエア」は錦町トラッドスクエアや神保町三井ビルディングなどのビルが並ぶエリアに開業。延床面積は約5万2,850平方メートルで、1階と2階は商業施設ゾーン、3階はカンファレンスゾーン、4階から17階はオフィスゾーンで構成される。ビルの一部には、岡田信一郎が手掛け、1930年に竣工した博報堂旧本館を復元。敷地内の庭園は緑とアートが融合した開放的な空間になっている。館内はUSENによるオフィス向けBGM「Sound Design for OFFICE〜働く人のメンタルバランスミュージック〜」をオフィスビルで初めて導入。ゾーンや時間帯に合わせて、自然と調和する音楽を提供する。

 博報堂旧本館1階にオープンする「ハッソウカフェ ウィズ プロント」は店内に65席、テラスに16席を設け、博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」を体感できるカフェとして展開。壁や窓では"発想"にまつわる展示企画を行い、入り口から出口まで一連なりになる卓(テーブル)ではペンや紙が用意される。初回展示企画は「%(パーセント)展」で、"YES"と答えた人数の割合別で様々な質問を壁に公開し、卓の中央にはモビールを吊り下げる。窓には地元神保町の古書店とのコラボレーションで「発想」に関する本を展示し、店内全体が「ひらめき」に繋がるような場所を目指す。商業施設ゾーンにはこのほか、バルニバービの新業態「鉄板焼バー サヴァ(Cava)?」や日本全国の樽生クラフトビールを常時30種類を提供するビアバー「クラフトビアマーケット」といったテナントに加えて、中国料理や沖縄料理、タイ料理などを揃えるフードコートが出店。アグリメディアが運営し、博報堂旧本館3階屋上に設置される「テラスファーム」では、野菜などが栽培できる菜園を出店テナントに向けて貸し出すだけではなく、収穫体験など一般客も参加できるイベントの企画も検討しているという。また、同社はカンファレンスルーム横に全長60メートルのハーブ園も展開。これらの個性のあるテナントを揃えた理由として、オフィス街が並びながら靖国通りにも近接するエリアであることから「休日は観光客に立ち寄ってもらえるような、集客力のあるビルを目指したい」と住友商事の担当者は言う。開放的な空間も「テラススクエア」の見どころだといい、開業を機に「靖国通りの観光客の流れを変えられたら」とコメントしている。

■テラススクエア
住所:千代田区神田錦町3-22
敷地面積:6,049.85平方メートル
延床面積:52,850.49平方メートル
階数:地下2階、地上17階、塔屋3階
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート 造鉄筋コンクリート造)
開業日:2015年5月15日(金)

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