ブランドマネージャーの鶴本晶子
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「富山高岡の技術で世界を目指す」伝統工芸品の"ヒットメーカー"鶴本晶子が新ブランド発表

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 富山県高岡市の金属加工技術を取り入れる新ライフスタイルブランド「ナガエプリュス(NAGAE+)」がデビューした。ブランドマネージャーにはサスギャラリー(SUSGallery)の元クリエイティブディレクターで「真空チタンカップ」をヒットさせた鶴本晶子が就任し、日本の伝統と最先端技術を掛け合わせたプロダクトを世界に向けて発信する。

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 「ナガエプリュス」は、1954年に創業したナガエを母体に立ち上げられたライフスタイルブランド。今年3月に新会社が設立され、「元々ある物(伝統)にプラスしていく」という意味を込めてブランド名には"+"を採用した。「真空チタンカップ」などのヒット商品を手掛けてきた鶴本晶子は、ブランド立ち上げの背景として「これまでは一つの地域から限られた素材でものづくりを行ってきたが、地域を超えて日本の伝統を伝えることができるブランドを作りたかった」と述べている。美や素材、伝統、技術、デザイン、ライフスタイル、日本製、サステナブル、そしてグローバルといった9つのテーマを掲げており、すべての要素をプロダクトに反映させて国内だけではなく世界でも勝負していきたいという。

 今回第1弾として発表されたカップは四季が着想源。「真空チタンカップ」では二重構造で結露を出さないなど機能性を重視していたが、新ブランドではデザイン性に重きを置き、繊細な加工をあしらった高台や植物由来の素材で施した色鮮やかなグラデーションでシンプルでありながら女性らしさを感じさせるデザインに仕上がっている。また、ジュースや日本酒、ビールなどの味わいがまろやかになるなど素材の特性も活かす。すべて手作りで、片口やお猪口、ロックグラスなど5品目をそれぞれ3色で展開。正方形のプレートについては「すべて一つずつ、溶かした錫を砂型に流して作っているので、一枚一枚の風合いも異なり個性が出ている」。価格帯は各1万円前後で、8月下旬に有名輸入販売店で発売を予定している。「ライフスタイルは女性と繋がる部分が強い」としており、伝統品でありながら若い女性が好むモダンなデザインにすることで、男性も取り込んでいけると考えているという。

 今後は桜やグリーン、アイスバーグなど季節に応じたカップを制作予定で、地域を問わず様々な技術を取り入れていくという。9月のギフトショーにも出展する予定で、徐々に取扱店舗を増やし販路を広げていく計画だ。鶴本晶子は「日本のプラットフォームブランドに昇華させて、『ナガエプリュス』を通じて国内外に伝統を発信したい」と意気込みを語っている。

ナガエプリュス 公式サイト

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