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ファッションの悩みは人工知能が解決?「センシー」がIBMの言語認知コンピューター「ワトソン」のパートナーに

(左から)カラフル・ボードCEO渡辺祐樹、執行役員 石川均
Image by: Fashionsnap.com

 ファッション人工知能アプリ「センシー(SENSY)」を展開するカラフル・ボードが、ソフトバンクモバイルが国内で共同展開する「ワトソン(Watson)」初のエコシステムパートナーに決定した。IBMが開発したワトソンは言語解析を強みとするコンピューターで、カラフル・ボードでは同技術を活用し、ファッションに関連したシーンで人工知能と会話を楽しむ新たなサービスを提供していくという。詳細は7月30日・31日に開かれるsoftbank worldで発表される。

 ファッションセンスを学習する人工知能を搭載した「センシー」は、カスタマー向けのサービスみならず、企業向けにEC接客、店舗接客、MD最適化、マーケティングの4つのサービスを柱にしている。ユーザーの好みに応じた商品を世界中のECサイトからセレクトするアプリは、店舗ナビや類似アイテム検索などの新機能を順次追加しており、夏〜秋ごろには「生身のスタイリストのような質の高い」コーディネートを提案する機能を導入予定。人工知能がアイテムの組み合わせを考えるため、無限大に近いスタイリングを提示できるほか、コーディネートの好き嫌いや軸となるアイテムを学習させることにより、個人のセンスや予算、手持ちの服を反映させることもできるという。

 アプリの完成版をリリースした秋以降は、ユーザーを増やすためにプロモーション強化を計画しており、芸能プロダクション大手ツインプラネットのグループとしてデジタルエンターテインメントやガールズマーケットに強みをもつLIDDELLと業務提携。PRの部分などで協業していく。「ワトソン」を活用したサービスの登場も秋ごろ以降を想定している。

 これらの計画を実施していくため、アドウェイズから追加で資金を調達。エンジニアを増員し、開発のスピードアップを図る。またファッション面の強化を目的に、アパレル事業統括の執行役員として石川均氏を起用。立ち上げから上場までイマージュ(現・ディノスセシール )の通販事業を育て、その後はワールドの自社ECサイトを仕切ってきた人物で、「(カラフル・ボードは)これまで出会えなかった唯一無二の技術を持っている。縁の下の力持ちとして協力していきたい」という石川氏は、サービスに対する助言やアパレル企業に対してセンシーを使ったコンサル業務などを行っていく。

SENSY

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