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東京五輪エンブレム使用中止が正式決定、再公募は「オープンな選考に」

Update:

【11/24追加】本日正午から新エンブレムの応募受付を開始。受付期間は12月7日(月)正午まで。

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【9/2追加】東京五輪エンブレム取り下げを申し出た佐野研二郎、プライバシー侵害に「限界」

専務理事・事務総長の武藤敏郎氏
専務理事・事務総長の武藤敏郎氏
Image by: Fashionsnap.com

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会(以下、大会組織委員会)が9月1日、都内で会見を開き、佐野研二郎氏がデザインした東京五輪エンブレムの使用中止を正式に発表した。オリンピックとパラリンピックの両エンブレムに対して佐野氏本人が原作者の立場として取り下げを願い出たといい、新しいエンブレムは公募で決定する方針だ。

 会見には大会組織委員会専務理事・事務総長の武藤敏郎氏が出席し、佐野氏は欠席。会見前に行われた話し合いでは永井一正氏ら審査員8名のうち1名は「盗用ではない」と判断し反対したが、7名が取り下げに賛成し、同日午後4時から開かれた調整会議で正式に決定されたという。取り下げる判断に至った理由として「デザイン面の問題」と「一般国民から理解を得られなかった」点を挙げ、佐野氏本人は「模倣による取り下げは納得できない」と改めて自身のデザインがオリジナルなものであることを主張。大会組織委員会や審査委員会も「ベルギーのリエージュ劇場のロゴには似ていない」という認識であったことから、エンブレムを発表した7月24日から今日まで約1ヶ月半で選考過程の公開などを通じて国民からの理解を得ようとしたが、8月28日に公表した原案がヤン・チヒョルト氏のタイポグラフィと酷似し騒動が拡大したことや、佐野氏が展開例で使用した写真の流用を認めたことで取り下げに至ったという。

 佐野氏にギャランティーは支払われず、スポンサーには「謝罪した上で丁寧に対応していく」という。新しいエンブレムに前回のコンペの次点となった作品や招致エンブレムの使用は考えていないといい、武藤敏郎氏は「オープンな選考にしたい」と述べている。

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