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子ども服の歴史辿る企画展 ポール・ポワレなどの作品を公開

左:ポール・ポワレ 《ガーデン・パーティ・ドレス》 1911年 島根県立石見美術館 
右:ポール・ポワレ/マルティーヌ工房 《女児用ボレロ》 1911年以降 藤田真理子氏蔵
左:ポール・ポワレ 《ガーデン・パーティ・ドレス》 1911年 島根県立石見美術館  右:ポール・ポワレ/マルティーヌ工房 《女児用ボレロ》 1911年以降 藤田真理子氏蔵

 子ども服に焦点を当てた企画展「こどもとファッション 小さな人たちへのまなざしの歴史」(以下、こどもとファッション)が、島根県立石見美術館でスタートした。ヨーロッパの子ども服だけではなく、和装から洋装へと変化した日本の子ども服についても紹介し、ドレスや絵画、版画、写真など約220点を公開している。会期は4月11日まで。

 

 ヨーロッパでは、子どもは「不完全な、小さい大人」として扱われ、服についても成人の服のミニチュアのように作られてきた。18世紀半ばからは身体的心理的発達に配慮した固有のものとしてデザインされはじめ、19世紀後半には独自のスタイルを確立。企画展「こどもとファッション」ではこの変遷に着目し、ポール・ポワレが手がけたドレスをはじめ、ラファエル・コランやケイト・グリーナウェイなどの作品とともに時代ごとに変化する子ども服の歴史を解説している。日本の子ども服にも焦点を当て、和装が定着していた明治から、洋装化した大正期、昭和前期までを紹介。重要有形民俗文化財含む渡辺学園裁縫雛形(さいほうひながた)コレクションの裁縫雛形を多数展示しているほか、杉浦非水や南薫造といった日本人作家の作品も揃えた。会期中の3月26日は映画「100年ごはん」とコラボレートし、上映会や大林千茱萸(ちぐみ)監督によるトークを開催。同時期開催として、子どものきものを写真家・石内都の作品と併せて紹介する特別展「幼き衣へ」が展示室Cで5月8日まで行われている。

■こどもとファッション 小さな人たちへのまなざしの歴史
会期:2016年2月27日(土)~4月11日(月)
開館時間:10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
休館日:毎週火曜日
会場:島根県立石見美術館 展示室D
観覧料:
[企画展]一般 1,000(800)円、大学生 600(450)円、小中高生 300(250)円
[企画展・コレクション展セット]一般 1,150(920)円、大学生 700(530)円、小中高生 300(250)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※小中高生の学校利用は入場無料
※障害者手帳保持者および介助者は入場無料

企画展 公式サイト

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