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ゴシック、茶髪、パステル...現代のお雛様は自由な楽しみ方に

「ゴシック」
「ゴシック」
Image by: FASHIONSNAP

 3月3日の桃の節句に向けて、節句人形工芸士の後藤由香子(後藤人形)が手がけるアーティスティックな雛人形が渋谷ヒカリエの「ルームスジーバ(rooms Ji-Ba)」で販売開始された。SNSで話題になった「ゴシック雛人形」をはじめ、ルームスジーバとのコラボレーション作品「くれない」など全10種類の雛人形が一堂にそろい、期間は3月3日まで。

 ゴシック雛人形は昨年、一般ツイッターユーザーが公式サイトに掲載されていた同作品の画像を投稿したところ、それまでの雛人形のイメージを覆すような斬新な世界観が注目を集め、4万回以上のリツイートを記録。お雛様の髪は焦げ茶に染められ、目鼻立ちがはっきりした"現代風のルックス"にアレンジが加えられた。装飾品として鳥かごや額縁などが配置され、ゴシックの世界観を演出した。

 後藤が手がける雛人形には、ゴシック雛人形の他にも、お殿様がお姫様の髪に花冠をささげるシーンを表現した「花かんむり」や、浜辺のウエディングを表現したものなどユニークな作品が多くそろう。装飾品の一部はネックレスやリングなどアクセサリーとしても着用可能で、雛人形の"飾る"以外の楽しみ方を提案している。後藤は「ひな祭りは平安時代から形を変えながら伝わってきたが、現代の人が"お雛様"と捉えているのは昭和のお雛様。伝統通りにやらないといけないという人もいるが、現代はもっと斬新に楽しめば良い」という思いがあり、日本独自のファッションでもあるゴスロリを取り入れたゴシックお雛様などを通じて日本文化の盛り上げを図る。和室のない家庭や、都会でスペースの限られた家も多いことから、絨毯やカーテンがコーディネートされた空間にも馴染みやすいデザインやコンパクトサイズの雛人形も展開している。「今の人がひな祭りの文化を楽しんでこそ次の世代に繋がる。毎年出したくなるような、わくわくするお雛様を作るのが私たちの仕事」だと話した。

■詳細
場所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエシンクス 2F rooms Ji-Ba
※2月2日までは売り場を拡大して展示
後藤人形 公式サイト

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