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藍染のサーフボード、越前箪笥のバッグ、土佐和紙の指輪...小山薫堂らが「注目の匠」選出

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プレゼンテーションの様子 Image by FASHIONSNAP / LEXUS
プレゼンテーションの様子
Image by: FASHIONSNAP / LEXUS

 「レクサス(LEXUS)」が企画し、全都道府県を代表するものづくりの若き匠を発掘・サポートするプログラム「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」の集大成となるプロダクトのプレゼンテーションが、1月18日にベルサール東京日本橋で行われた。同日は52人の匠が一堂に会し、制作したプロダクトを公開。また、スーパーバイザーの小山薫堂をはじめとするサポートメンバーが全作品の中から注目した匠をそれぞれ選出し、藍染綿ファブリックをサーフボードに施した徳島県の永原レキなどの作品が紹介された。

 同プロジェクトは昨年4月に始動し、初年度の集大成として初めてプレゼンテーションを実施。サポートメンバーには小山薫堂のほか、建築家の隈研吾、デザイナーのグエナエル・ニコラ、アーティストの清川あさみ、ファッションジャーナリスト兼アートプロデューサーの生駒芳子、社意と匠研究所の下川一哉代表取締役が参加し、面談などを通じて匠にアドバイスを送ってきた。

 選出されたのは、徳島県の海部藍プロダクトデザイナー永原レキによるサーフボード「空海藍Sufboard」(小山選出)、山形県の陶芸作家 金寛美が縄文と現代を融合した焼き物として提案した「縄文七輪」(下川選出)、高知県の土佐和紙職人 濱田洋直が制作した和紙のアクセサリー「HANDMADE PAPER+【RING】」(ニコラ選出)、香川県のアートディレクター村上モリローによる和を感じる下駄「ZAN-SHIN」(清川選出)、福井県の山口祐弘が越前箪笥から発展させたキャリーバッグ「Cha-Bug」とバッグ「Cha-Carry」(生駒選出)。「空海藍Sufboard」を制作した永原レキは「サーフィンで人生が変わった。故郷を敬う心もサーフィンから学んだ」といい、自分の好きなものと伝統工芸を絡めたサーフボードが選ばれたことを喜んだ。選者の小山薫堂はサーフィンの経験はないが、同作品を見て「サーフィンをしてみたくなった」といい、永原レキが自身のライフスタイルを背景に自然な気持ちで制作に取り組んだことを高く評価した。

 プレゼンテーションを欠席した隈研吾はビデオメッセージで出演。「日本は小さい国だが、多様性が強さ。匠の人たちには自信を持って欲しい」とコメントを送った。小山薫堂は若き匠を発掘する取り組みについて「本来は国がやってもいいのではと思うが、肩書きに関係なく平等に参加できたことが今回のプロジェクトの特徴」と振り返り、「プロダクトは"誰に出会うか"が大事。今回150人以上のバイヤーが来場し、意義のあるプロジェクトになった。今日が新しいスタートとして、これからも作品を作ってください」と話した。

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