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ニトリの百貨店テナントが好調、マロニエゲート銀座で売場拡大

「ニトリ マロニエゲート銀座店」増床した5階フロアの内観
「ニトリ マロニエゲート銀座店」増床した5階フロアの内観
Image by: FASHIONSNAP

 「ニトリ プランタン銀座店」が、マロニエゲート銀座店として3月15日にリニューアルオープンする。これまで1フロアのみだった店舗を増床し、5階と6階の2フロア構成に変更した。また、"百貨店1号店"として2015年4月にオープンして以来、好調を維持していた一方で課題だった品数の少なさを改善。売場の拡大とともにラインナップを拡充させることで、さらに満足度の高い買い物体験の提供を目指す。

 旧プランタン銀座店は、営業を終了したプランタン銀座「マロニエゲート銀座」に名称変更するとともに改装を実施したタイミングに合わせて、増床リニューアルを決定。これまでインテリア雑貨といったホームファッションを中心に展開してきたが、品数の少なさなど「物足りなさ」を指摘する声が顧客から挙がっていたことから、新フロアとなる5階にコーディネートルームを多く設置したほか同社の人気商品であるオーダーカーテンなどを集約し、「目的買い」を意識した売場を構成した。6階では引き続きホームファッションをはじめとするアイテムを販売する。売場面積は2フロアを合計して約900坪。従来の大型店舗の半分以下の規模で展開しているため、必要最低限のアイテムがそろうようにラインナップを工夫したという。

 百貨店初進出となった同店舗がオープンしてから約2年。郊外のロードサイドを中心に展開していた同社にとって"赤字覚悟"のチャレンジングな出店だったというが、女性目線で中価格帯の商品を多くそろえたことで客足を伸ばしながら客単価を上げることに成功。近年は欧米のトレンドを積極的に取り入れ、最旬のホームファッションを提案している。都心型店舗をモデルに、地方の大型店舗を中心に60店舗を今後1年間で改装し、全国でも都心型店舗の雰囲気を感じられる店舗作りを推進する。

 ニトリホールディングスはマロニエゲート銀座店のほか、東武池袋店とアトレ目黒店の計3店舗が同日にオープンするなど、テナント出店を加速させている。近年は大型百貨店の閉店が相次ぎ業界全体が低迷しているが、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は「地方のデパートは苦戦しているが、関東・関西のデパートはまだ伸びる、又は維持していけるのでは」と推測。新宿タカシマヤでは「ニトリ 新宿タカシマヤタイムズスクエア店」が昨年12月にオープンしたことで客層が12%増加したという。似鳥会長は「従来のデパートのやり方では売上は下がらないかもしれないが、成長するのが難しいのでは」と意見を述べ、「一般市民が気軽に買えるテナントを入れることで、相乗効果が生まれる時代なのではないか」と考えを示した。

■ニトリ マロニエゲート銀座店
住所:東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 5階・6階
営業時間:月~木 11:00〜20:30 / 金 11:00〜21:00(電話受付10:00~20:00)
     土 11:00〜21:00 / 日 11:00〜20:00(電話受付10:00~20:00)
電話番号:0120-014-210(固定) / 0570-064-210(携帯電話)

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