ゴードン・マッタ=クラーク、アジア初の回顧展が東京国立近代美術館で開催

ゴードン・マッタ=クラーク Photo: Cosmos Andrew Sarchiaponeゴードン・マッタ=クラーク Photo: Cosmos Andrew Sarchiapone
ゴードン・マッタ=クラーク Photo: Cosmos Andrew Sarchiapone
画像: Courtesy the Estate of Gordon Matta-Clark and David Zwirner, New York. © 2018 Estate of Gordon Matta-Clark/ Artists Rights Society (ARS), New York.

 1970年代にニューヨークを中心に活躍したアーティスト ゴードン・マッタ=クラークのアジア初となる回顧展が、東京国立近代美術館 企画展ギャラリーで開催される。会期は6月19日から9月17日まで。

 ゴードン・マッタ=クラークは1943年ニューヨーク生まれ。コーネル大学で建築、パリのソルボンヌ大学で文学を学び、1969年に食べ物や料理をテーマにインスタレーションやパフォーマンスの発表を始める。以降、アートや建築、ストリートカルチャー、食など幅広い分野でファンを獲得してきたが、1978年に膵臓がんのため35歳という若さで逝去した。作品の多くは個人やメトロポリタン美術館などの欧米の著名美術館に所蔵されており、没後40年を経た現在も注目を集めている。2017年にはポルトガルやドイツ、アメリカで個展を開催。今年は日本のほかにフランスで、2019年にはエストニアで個展が予定されている。

 アジア初の回顧展となる今回は「住まい」「ストリート」「港」「市場」「ミュージアム」という5つの場所を切り口に、彫刻や映像、写真、ドローイング、関連資料など約200点を展示する。取り壊し前の建物を切断し、見慣れた日常を全く新たな空間・時間へと変容させる同氏の代表作「ビルディング・カット」シリーズから、最大規模の立体作品「スプリッティング:四つの角」(サンフランシスコ近代美術館蔵)が同展に合わせて初来日。また、1971年に設立したアーティストによる食堂「フード」の経営など多角的な活動をフルスケールで紹介する。観覧料は一般が1,200円、大学生が800円。

■ゴードン・マッタ=クラーク展
会期:2018年6月19日(火)〜9月17日(月・祝)
会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
開館時間:10:00〜17:00
     ※金・土は21:00まで
     ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(7月16日と9月17日は開館)、7月17日(火)
アクセス:東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分
観覧料:一般 1,200(900)円、大学生 800(500)円
*()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMAT コレクション」(4-2F)、「瀧口修造と彼が見つめた作家たち コレクションを中心とした小企画」(2F ギャラリー4)も観覧可能。

東京国立近代美術館:公式サイト