発表会の様子
Image by: FASHIONSNAP.COM/三越伊勢丹

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日本橋三越が挑む"新しいおもてなし"、コンシェルジュ90人を配置

発表会の様子
Image by: FASHIONSNAP.COM/三越伊勢丹

 三越伊勢丹グループが、10月24日にリモデル第1期オープンとなる日本橋三越本店の発表会を行った。知識と経験豊富なスタッフを「コンシェルジュ」や「ガイド」として新たに配置し、客の要望に応じてよりパーソナルな提案を行う。また、顧客管理の一元化を可能にし、客は来店前にコンシェルジュの予約などができるウェブサービスを立ち上げる。創業345年の長い歴史で培われた接客力と現代のデジタル技術を掛け合わせた、"新しいおもてなし"のシステムに挑戦する。

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 第1期再開発の対象ゾーンは新館1階(特選)、本館1階(化粧品、雑貨、特選)、本館3階(一部)、本館5階(ラウンジ他)。本館1階中央ホールには、新サービスの拠点となる「レセプション」が新設される。常駐するガイドが立ち寄った客のニーズに合わせて各フロアに案内し、各階の「パーソナルショッピングデスク」でコンシェルジュが客を迎える。

 コンシェルジュは「フード」「メンズ」「レディス」「きもの」「リビング」「アート」「ジュエリー&ウォッチ」の7カテゴリーに分かれ、約90人で構成される。オープン時は、ワードローブの組み立てや整理収納のノウハウを提案する「パーソナルクローゼットサービス」や、パーソナルカラー診断を交えてシーンに合わせたファッションを提案する「ファッション コンサルティング・サービス」など111のコンシェルジュサービスを展開。またブライダルやクルーズなど、客の要望に応じて7カテゴリーが連携して提供する10のパッケージサービスも用意し、客のニーズに一歩踏み込んだサービスを提案する。

 日本橋三越本店長の浅賀誠氏は「百貨店は非常に厳しい時代。しかし逆に、ショッピングセンターやセレクトショップといったリアル店舗、ECなどに百貨店の売り上げがくわれてきたことで、百貨店の存在価値や方向性が明確になった。百貨店の強みは店舗の空間や販売員。この強みをこれからの時代に進化させ、いかにデジタルを活用してもう一度百貨店を元気にできるかが目指す方向性だ」と話した。売上高は、改装前と比較して2020年で100億円増を見通す。その内50億円は、約90人のコンシェルジュを経由した売り上げになると予想する。

 なお、日本橋では髙島屋が百貨店を核とした大型の都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C.」を9月25日に開業する。

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