フラワーアーティスト ダニエル・オストが手掛けたインスタレーション
Image by: FASHIONSNAP.COM

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日本橋三越本店が30年ぶりに刷新、隈研吾が手掛けた空間デザイン公開

フラワーアーティスト ダニエル・オストが手掛けたインスタレーション
Image by: FASHIONSNAP.COM

 三越伊勢丹グループが、日本橋三越本店を10月24日に第1期リニューアルオープンした。オープンに先駆け、23日に報道関係者および顧客を招待したオープニングセレモニーが行われた。

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 日本橋三越本店は「世界をときめかせる、もてなしの技。 新しい日本橋の、三越本店。」をテーマに、モノを中心とした従来型の百貨店からパーソナルショッピングを強化した百貨店に刷新。第1期再開発の対象ゾーンは、新館1階(特選)、本館1階(化粧品、雑貨、特選)、本館3階(一部)、本館5階(ラウンジ他)で、同店で大規模なリニューアルが行われるのは約30年ぶりとなる。環境デザインは「白く輝く森」をテーマに建築家の隈研吾氏が手掛けたほか、グランドオープンを記念したインスタレーションをフラワーアーティストのダニエル・オスト氏が担当した。

 同日開催されたオープニングセレモニーには、隈氏とオスト氏が登壇。幼少時から同店を訪れていたという隈氏は「ここに来ると夢の世界に迷い込んだように感じていた。子どもの頃に感じた忘れられない輝きを取り戻したいと思い、森の中で浴びる木漏れ日をイメージした空間で表現した」とクリエイションに込めた思いを語った。

 リニューアルに際し、本館1階の中央ホールにガイドが顧客のニーズに合ったフロアに案内する「レセプション」を新設。また、各フロアには豊富な知識と経験を持ったコンシェルジュが常駐する「パーソナル・ショッピング・デスク」を設置した。3階のパーソナル・ショッピング・デスクでは、パーソナルカラー診断を交えてトータルファッションを提案する「ファッション コンサルティングサービス」や、顧客の要望に合ったデザイナーをマッチングする「オーダーメイドマッチングサービス」、イメージコンサルタントの資格を持つコンシェルジュによる「イメージアップコンサルティングサービス」などを展開。このほか、コンシェルジュサービスやイベントの予約ができるウェブサービスの提供や、売り場の垣根を超えた顧客情報の一元管理、タッチパネル操作が可能なデジタルサイネージを館内に設置するなど、よりスムーズな顧客サポートができるようデジタル化を進めている。案内係の制服は「ミカコ ナカムラ(MIKAKO NAKAMURA)」が手掛けたデザインに刷新した。

 日本橋エリア周辺では様々な再開発事業が進められており、9月に百貨店を核とした大型の都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」が開業。2019年秋には、日本初進出となる台湾の複合型書店「誠品生活」が入居する新商業施設「COREDO室町テラス」がオープンを控えている。日本橋三越本店の再開発担当者は「日本橋高島屋S.C.はショッピングセンターなのでより幅広い方への商品提案をしているが、私たちは一人一人に向き合ったサービスの提供を強化するなど異なる打ち出し方をしている」とコメントし、差別化を図りつつ日本橋の魅力を共に高めて行く姿勢を示した。売上高は改装前と比較して2020年までに100億円増になる見通し。なお、第2期のリニューアルオープンは2019年内を予定している。

■日本橋三越本店
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業時間:10:00~19:00
※本館・新館の地階から1階並びに免税カウンタ-は10:00~19:30
※新館9階・10階レストランは11:00~22:00
電話番号:03-3241-3311

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