(左から)山口一郎、森永邦彦、隈研吾
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「心地良い違和感を感じる場に」隈研吾×サカナクション山口一郎×アンリアレイジ森永邦彦による初のコラボ作品を一般公開

(左から)山口一郎、森永邦彦、隈研吾
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 建築家の隈研吾、サカナクションの山口一郎、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」デザイナーの森永邦彦による「more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展」が、LIXILギャラリーで7月20日の今日スタートした。入場は無料で、会期は9月24日まで。

 展覧会企画「クリエイションの未来展」の第19回となる同展では、建築とファッションと音楽のジャンルを超えた作品を紹介。3者によるコラボレーションプロジェクトのプロローグと位置づけられている。

 会場内は黒と白のコントラストが対称的な2つの部屋で構成し、それぞれ中央にはウエストラインで上下に反転したスカートを柱のように配置。スカートのひだが徐々に広がり天井や壁を覆い尽くしており、「どこまでが衣服で、どこまでが建築か」といったファッションと建築の境界の消失を試みたという。また、来場時に5・7・5の俳句が書かれたカードが配布され、カード裏面のQRコードを読み込むと、山口が今回のために手掛けバイノーラルレコーディングで製作した楽曲を聴くことができる。カードは全3種類で、上の句、中の句、下の句を3人がそれぞれ担当した。「句に意味はないんです。意味が無いことに意味がある。美しく難しい、余白みたいなものを3人でわかりやすく通訳するような空間を作れたら」(山口)。

 コラボレーションは隈と山口がラジオで対談をしたことをきっかけに実現。展覧会について山口は「建築、ファッション、音楽といった混ざり合わないものが混ざり合った時、良い違和感や、僕らも計り知れないある種のリズムが空間に生まれた。空間に広がる心地良さや違和感を楽しんでもらいたい」とコメントし、森永は隈との仕事について「隈さんの建築にはファッション的な印象を受けていた。隈さんが服を作ったら面白いだろうなと一緒にやっていく中で思った」と印象を話した。今後の具体的なコラボーレション内容については現時点では未定だというが、隈は「今回話していく中で色々なアイディアが生まれた。これらを発展させていけたら」と3者による今後の展開に意欲的な姿勢を見せた。

■more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展
会期:2019年7月20日(土)〜9月24日(火)
開館時間:10:00〜18:00
休館日:水曜日、8月10日〜8月15日、8月25日
会場:LIXILギャラリー
住所:東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2階
入場料:無料
公式サイト

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