グリプティシアン(宝石彫刻師)のフィリップ・二コラ
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「カルティエ」メゾンが継承する職人技を一般初公開、21_21 DESIGN SIGHTでパブリックイベントを開催

グリプティシアン(宝石彫刻師)のフィリップ・二コラ
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 「カルティエ(Cartier)」が、メゾンのクラフトマンシップを体験できるパブリックイベント「Les Moments Cartier - Art de Faire」を六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催する。会期は10月2日から14日まで。

 イベントは同時期に国立新美術館でスタートする展覧会「カルティエ、時の結晶」に関連し、メゾンが継承してきた職人技にさらに焦点を当てた内容。これまで職人の作業工程はほとんど一般公開されておらず、今回メゾン初の試みとしてパブリックに向けてイベントを開催する。会場にはデモンストレーションコーナーや体験コーナーを設け、パリの工房および職人が所有するコレクションからセレクトした様々な種類のプレシャスストーン計424個を壁一面に展示する。

 今回、2008年にフランス国内で伝統工芸の最高技能者として限られた職人のみに与えられる称号「メートルダール」に認定されたグリプティシアン(宝石彫刻師)のフィリップ・二コラ(Philippe Nicolas)がイベントのために来日。同氏は、工房で長年ハイジュエリーの制作に携わりながら、次世代を担う後世の指導にもあたっており、会場ではこれまでに手掛けたジュエリーのスケッチや製造過程のストーン、「グリプティック」(宝石彫刻)といった職人技を間近で見ることができる。ニコラは「石が持つ自然のグラフィカルな模様から(アイコンの豹である)パンテールの顔など色々なデザインが浮かんでくる。素材に命を吹き込み、生き返らせ再び新たな表情を与えることが我々アーティストの重要な役目。この機会に隠れた技術をより多くの人に見てもらい、興味を持ってもらうことが技の伝承のきっかけに繋がる」と、イベント開催の意義を話す。

 このほか、17〜18世紀にインテリア装飾として用いられた寄せ木細工の一技法「マルケトリ」の職人を招聘。デモンストレーションを披露するほか、来場者は実際にマルケトリの体験をし、実技の証明書を受け取ることができるという。(一部の時間帯のみ)

■「LES MOMENTS CARTIER - ART DE FAIRE」
期間:2019年10月2日(水)〜14日(月・祝)
   ※10月8日(火)は休館
時間:10:00〜17:00(入場無料)
場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
   東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内

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