岩田功代表取締役社長(2019年2月撮影)
Image by: FASHIONSNAP.COM

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赤字決算続く三陽商会、岩田功社長の降格を発表

岩田功代表取締役社長(2019年2月撮影)
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 三陽商会が10月30日に開催した取締役会で、代表取締役の交代を決議した。現代表取締役社長兼社長執行役員の岩田功氏は取締役に降格し、後任は現取締役兼常務執行役員の中山雅之氏が務める。

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 今回の人事異動は「経営責任体制を再整備するため」としている。専務執行役員の齊藤晋氏も岩田氏とともに代表取締役を退き、取締役専務執行役員に役職を変更する。就任予定日は2020年1月1日。

 中山氏は1961年生まれ。1984年に三陽商会に入社し、バーバリーロンドンやポールスチュアートなどの紳士服事業を率いてきた。2018年3月から現職。

 岩田氏は2017年1月1日付で代表取締役社長に就任。バーバリーのライセンス事業終了や既存事業の業績悪化を背景に、実店舗とECを連動させたシームレスな購買体験を提供するなどデジタル技術を積極的に取り入れ、業績の改善を目指してきたが、2016年度(2016年年1月1日~12月31日)に続き、岩田氏が現職に着任した2017年度(2017年1月1日〜12月31日)と2018年度(2018年1月1日〜12月31日)も最終赤字に沈んだ。

 なお、同日発表した2020年2月期第3四半期の決算は、売上高が421億500万円(前年同四半期比1.7%増)、営業損益が21億4,000万円の赤字(前年同四半期は22億5,900万円の赤字)で、親会社株主に帰属する四半期純損益は19億7,700万円の赤字(前年同四半期は15億6,000万円の黒字)だった。

 また、消費税増税や台風被害などの天候要因による消費環境の悪化を理由に、2020年2月期通期(2019年1月1日〜2020年2月29日 ※今期から決算期変更)連結業績予想を下方修正した。売上高は725億円から680億円、営業利益は6億円の黒字から18億円の赤字、親会社株主に帰属する通期純利益は7億円の黒字から15億円の赤字に予想値をそれぞれ引き下げ、4年連続で最終赤字となる見込み。

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