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神戸のブランド「ハヴァ ナイス トリップ」が破産、出店先のショッピングモール休業が痛手に

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 神戸のアパレル企業ハヴァ ナイス トリップ(HAVE A NICE TRIP INC.)が5月25日、神戸地裁へ破産を申請し、同日に保全管理命令を受けたと東京商工リサーチなどが報じた。負債総額は約11億5,000万円だという。

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 ハヴァ ナイス トリップは1974年に創業し、1977年に法人化。「旅の服は、最高の日常服」をコンセプトにした同名のブランドでは、オリジナルの婦人服や服飾雑貨、生活雑貨、インテリアを販売してきた。

 報道によると、同社はピーク時の2008年7月期には売上高約41億7,600万円を計上したが、ファストファッションの台頭などの要因から業績不振に陥り、運営店舗は公式サイトの会社概要で記載されている全国66店舗から2020年2月末には52店舗まで減少したという。2019年7月期の売上高はピーク時の約半分にあたる20億2,862万円に落ち込み、3期連続で赤字となるなど厳しい資金繰りが続いていた。金融機関に対して借入金の返済のリスケジュールを要請するなどして再建を目指していたが、消費税増税や記録的な暖冬、そして新型コロナウイルスの感染拡大による出店先の百貨店やショッピングモールの休業が追い打ちとなり、今回の措置に至った。今後は保全管理人の管理のもと、営業を継続しながらスポンサー企業に一部事業を譲渡する予定だという。

 新型コロナウイルスが破産の引き金となったのはハヴァ ナイス トリップ以外に、セレクトショップ「キャンディ(CANDY)」や「フェイク トーキョー(FAKE TOKYO)」を手掛けていたフェイク トーキョー(FAKE TOKYO)日本国内で「キャス キッドソン(Cath Kidston)」を展開していたキャスキッドソンジャパンなどがあり、また婦人服ブランド「メルベイユアッシュ(MERVEILLE H.)」の運営会社メルベイユアッシュは自己破産申請の準備中と報じられるなど、倒産が続いている。レナウンは民事再生法の適用を申請したことが明らかになった。

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