「ギンザ・タイムレス・エイト」(2019年9月撮影)
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Image by: FASHIONSNAP.COM

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三陽商会、株主総会でRMBキャピタルの人事案を否決

「ギンザ・タイムレス・エイト」(2019年9月撮影)
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 三陽商会が5月26日の今日、定時株主総会を開催した。代表取締役社長の中山雅之氏が副社長に降格し、副社長執行役員だった大江伸治氏が新社長に就任。取締役に関する新人事が承認され、大株主のRMBキャピタルが提案していた経営陣刷新の提案は否決された。

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 三陽商会は2015年に英国バーバリー社とのライセンス契約が終了して以降、業績不振が継続し、2016年度から4期連続で赤字決算となっていた。昨年末にはバーバリーのライセンス契約終了後から同社を率いた岩田功氏が社長を退任し、取締役兼常務執行役員だった中山氏を新社長に任命して経営再建に向けて動き出していた。しかし、4月の2020年2月期の決算発表会では中山氏を副社長に降格させ、アパレル企業や繊維事業に携わってきた大江氏を新社長に任命する新人事を発表していた。

 同社が提案していた人事案は、一部の報道によると「圧倒的多数で承認された」という。取締役には中山氏が再選し、同社の取締役兼常務執行役員の加藤郁朗氏が取締役に昇格。大江氏も含めて8人が新たな取締役に就任した。

 RMBキャピタルはかねてより三陽商会に身売りを提案しており、2社間でIRミーティングを行っていたという。RMBキャピタルはパートナー細水政和氏を取締役に推薦し、中山氏について事実上の退任を要求する人事案を提出。三陽商会は細水氏が取締役に就任することはRMBキャピタルが三陽商会を自ら買収する可能性が含まれ、利益相反関係が生じるなどの理由から提案に反対していた。

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