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陶芸家 竹内紘三が個展開催 ルイ・ヴィトンやリッツカールトンを魅了する「破壊から生まれる美しさ」

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異素材を取り入れた作品も

2021年2月13日(土)まで、骨董通り「小原流会館」の地下にある「hpgrp GALLERY TOKYO」にて、竹内紘三氏の個展「 - Edge - 」を開催中。

竹内紘三氏は、多治見市陶磁器意匠研究所を卒業後、国内外の展覧会に積極的に参加し活躍するアーティスト。ザ・ペニンシュラ東京やリッツカールトン京都、イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館やアメリカのボストン美術館、LOUIS VUITTONの店舗などにコレクションされ注目されている。

彼が展開するModern Remains(現代遺跡)シリーズのテーマは「創造と破壊」。磁土で作られた筒状のパーツを構造的に組み上げ焼成した後、ハンマーで部分的に破壊するという方法を用いる。そのようにして制作された作品は、荒々しくも繊細に削り出された断片から豊かな陰影が生まれるのだ。陶芸は通常「焼成」というプロセスにより最終的に作家の手を離れて完成するが、窯から出した後に「割る」という直接的な行為を加えることにより作家と作品との距離が近づき、その偶発性が作品の中にノイズを生み出していくという。

本展では、磁器のみで展開してきたModern Remainsシリーズに、木材、漆、金属などの異素材を取り入れた作品が登場する。素材の対比と豊かな質感を感じることができるだろう。

あえてハンマーで破壊することで、力強い作品に儚さをプラスする竹内氏。そんな「創造と破壊」から生まれた美しい作品たちを眺めれば、新しい発見や驚きを得られるはずだ。

■画像クレジット
2枚目「Modern Remains Airy region」W85×D30×H75 / 磁器・木材 / 2020
3枚目「Modern Remains Reason' 」W50×D40×H85 / 磁器、木材 / 2020
4枚目「Modern Remains Teardrop」 W45×D45×H40 / 磁器・ガラス / 2017
その他「竹内紘三個展 - Edge - 展示風景」

■概要
竹内紘三個展「 - Edge - 」
開催期間:2021年1月20日(水)〜2月13日(土)
開催場所:hpgrp GALLERY TOKYO
住所: 東京都港区南青山5-7-17 小原流会館B1F
開催時間:12:00〜19:30
定休日:日〜火曜

>>EDITOR’S VOICE
hpgrp GALLERY TOKYOから徒歩3分のところにオープンしたカーブランド「アウディ」のブランドストア「Audi House of Progress Tokyo」はご存知だろうか? プロジェクションマッピングを投影した車の3次元模型でデザイン哲学を表現したり、拡張現実(AR)のように本を読む体験ができたりと、最新の技術を使った体験型の展示が並んでいる。竹内紘三氏の個展を見た後に最新スポットにも立ち寄ってみては。

Text:Ayaka Minoda

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