丹後ちりめんの新たな可能性を探る「TANGO CREATION PLATFORM」がデザイナーと協業した作品を発表

Image by: TANGO CREATION PLATFORM

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丹後ちりめんの新たな可能性を探る「TANGO CREATION PLATFORM」がデザイナーと協業した作品を発表

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京都府丹後地方の丹後ちりめんの可能性を模索するプロジェクト「TANGO CREATION PLATFORM」が、国内外のデザイナーと協業した作品を発表した。
しなやかな風合いや豊かな発色性が特徴の丹後ちりめんは、生地に細かい凹凸状の「シボ」がある織物で、2020年で誕生から300年を迎えた。2019年にスタートしたTANGO CREATION PLATFORMは、丹後ちりめんを展開する工房と世界で活躍するクリエイターやデザイナーの交流を通じ生まれた新しい丹後ちりめんを発信するプロジェクト。昨年は新型コロナウイルスの影響によりデザイナーが丹後に訪れることは難しくなったが、オンライン観光やビデオ会議を通じて本来の滞在体験に近づける工夫を行いプロジェクトが実行された。
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今回は4人のデザイナーが、着物生地としての丹後ちりめんの特徴を活かしたアイテムを制作。ヨーロッパのタータンチェックと着物地の技術を掛け合わせた中尾隆志によるシャツや、中世のバッグから着想を得た平面から立体へと変化するオロール・ティブーによるバッグなどが発表された。また2月のパリメンズファッションウィーク期間中は、マレ地区のギャラリーで作品の展示を行い、工房風景を撮影した動画や写真を通して丹後ちりめんの技術や丹後地域の魅力を発信。会場ではオンラインを活用した商談会や面談を行い、生地生産者と来場者のコミュニケーションの場を設けることで販路開拓およびファン層の拡大を図った。
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■TANGO CREATION PLATFORM
公式サイト

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