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プロのデザイナーとして活躍するために必要な8つの非デザインスキル

プロのデザイナーとして活躍するために必要な8つの非デザインスキル

サンフランシスコ発デザイン会社の公式ブログ
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デザイン会社の経営者として、これまで数多くのデザイナーと接してきた。その中で、どのようなデザイナーが活躍するのか、成長するのか、そして成功できるかのパターンが分かってきた。

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デザイナーの価値を左右するのは非デザインスキルだ!

実は、重要なのは、”デザイン能力” だけではない。むしろ、デザイナーが成功するには、デザイン能力と同じぐらい、もしかしたらそれ以上に大切なスキルがある。

逆にデザイン力がめっちゃ高いのに、非常に残念な状態にハマっているデザイナーも見てきた。それらを踏まえ、デザイナーに求められる8つの非デザインスキルを紹介する。

>>なぜ日本ではデザイナーの地位が上がらないのか?

デザイナーとして成功するために必要なデザイン以外の8つのスキル

では、どのようなスキルがデザイナーにとって重要になってくるのか。これまでの経験とこれからの時代の変化を考えると、下記の8つのスキルになると考えられる。

では、デザイナーにとって、このレモンダイアグラムに表記されている、それぞれのスキルがなぜ重要なのかを考えてみよう。

共感力

「Empathy = 共感」は、デザインをする際の基本になる。デザイン思考の第1歩は「ユーザーに対する共感と深い理解」から始まる。作ったもの使ってくれる人の気持ちに共感できないと、どれほどデザイン力が高くても、自分が作りたいものを作るだけの、傲慢なアーティストと変わらない。

>>デザイン思考の第一歩:共感力を高める3つの方法

スピード

GoodなデザイナーとGreatなデザイナーを分ける一つの境界線が仕事におけるスピードの差。同じクオリティーのデザインアウトプットを行うにしても、スピードが高いほどその仕事の価値が上がる。

これを式にすると「デザイン力 = デザインクオリティー x スピード」で表現される。どんなに素晴らしいデザインを作れても、プロの現場でスピードが遅いのは命取りになる。

>>シリコンバレーの企業はどのようにしてスピードを上げているのか?

リサーチ能力

適切なデザインを行う際には、適切なリサーチが求められる。一般的に、デザイナーの仕事の先には使ってくれる人たちがいるので、その人々に最適なデザインを生み出すには、ユーザーの価値観や彼らが置かれた環境、状況といったコンテキストをしっかりと理解することが必要不可欠である。

また、社会の変化やビジネス的なトレンドに関しても事前にリサーチしておけば、デザインの精度が高まる。

>>実践デザイン思考!量より質を極めるユーザーリサーチ基本のき

ビジネスセンス

日本ではいまだにデザインとビジネスは結構遠い位置にいるように考えられている。現に、企業においてデザイナーが重要なポストにつくことはまだまだ少ないし、デザイナー出身の起業家も少ない。

しかし、海外に目を向けてみると、デザインの最も重要な役割がビジネスにおける利益の最大化で、デザイン力を活用して企業を成長させている事例に事欠かない。

>>なぜ日本にはデザイナー出身の経営者が少ないのか

コーディング能力

絵を描くのがデザイナーの仕事、コーディングするのがエンジニアの仕事。そんな時代はとっくに終わっている。

現代では、デザイナーと言えども、自分の作り出したデザインをテスト用に動かしたり、エンジニアとのやりとりを円滑にしたり、プロトタイプ作成のためなど、コーディング能力が求められるシーンがもの凄く多い。特にデジタルサービスであれば、サクッとコーディングできるデザイナーの需要は非常に高い。

>>【これからのスキル】デザイナーとエンジニアの境界線がどんどん無くなる

マネージされ力

世界中で最もマネージしにくい人種がデザイナーである。これは多くのデザイナーをマネージしてきた感想。その仕事柄、自己承認欲求は強いし、ダメ出しに弱い。そして、一癖も二癖もある人が多いのがデザイナー。

逆に言うと、素直にフィードバックを受け止め、それを忠実にデザインに反映できる能力があるだけでも、デザイナーとしての評価が爆上がりする。

>>デザイナーを目指す前に知っておいてほしいこと: 【対談】上杉周作 x Brandon K. Hill – デザインの裏側

コンテンツ作成力

「デザインが先か、コンテンツが先か、それが問題だ。」これはWebデザインの現場でよく聞かれるフレーズ。特にデザインが装飾プラスアルファ程度にしか考えていないデザイナーは、コンテンツがないとデザインが行えないと思っている。もし自分でコンテンツが作れればそんな問題はすぐに解決する。

また、文字や画像、音などのコンテンツで世の中に情報を発信できるようになれば、よりデザイナーとての説得力も高まる。

>>Airbnbの創設者に学ぶストーリーボードの必要性

コミュニケーション能力

デザイナーの仕事の三分の一はコミュニケーションに関するものである。これは意外と知られていないが、プロの現場では間違いなくそう。むしろ、デザイン作業はアウトプット作成としての全体の仕事のごく一部であり、その多くが顧客やユーザーとのやりとり、メンバーとのディスカッション、そして作り出したものに対してのプレゼンテーションに費やされる。

それを考えると、デザイン力が高くてもコミュ力が低いでデザイナーの価値は格段に低い。

>>デザイナーの役割とその意外な仕事内容とは

ボーナス: 性格の良さ

上記の8つのスキルに加えて、性格が良いのもプラスになる。これはデザイナーに限ったことではないが、やっぱり誰でも一緒に仕事をしてて心地よい人と時間を過ごしたいと感じる。

>>デザイナーとは職種ではなくマインドセットである

まとめ: デザイナーとして活躍できるかは非デザインスキルが左右する

よりデザイナーの重要性が高まるにつれて、デザイナーに求められるスキルセットも変化している。それと同時に、非デザインスキルもとてもプロデザイナーにとっては、重要なファクターになっている。これは結構盲点で、デザインに関してのスキルばかり求め続けてもなかなか仕事が増えなかったり、キャリアアップできなかったりする。その一番の理由は、非デザインスキルが伴っていないから。

そもそも、非デザイナーからしてみると、専門的な能力よりも、一緒に仕事がしやすい、楽しい、プロジェクトがうまくいく事の方が重要だったりする。この辺も、一度ユーザー視点で考えてみると新たな発見があるかもしれない。

>>デザイナーに必要なのはスキルアップではなくスキルチェンジ

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