「ビューティ・スクエア」内の店舗
Image by: FASHIONSNAP
資生堂が、欧州や中東、アフリカ地域のフレグランス事業を担うボーテプレステージインターナショナル(Beauté Prestige lnternational S.A.S./以下、BPI社)を通じて、「ドルチェ&ガッバーナ ビューティー(Dolce&Gabbana Beauty)」のライセンス契約について、フランス市場を除いて12月末で終了すると発表した。
資生堂は2016年にドルチェ&ガッバーナのフレグランスとメーキャップ・スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結。日本では同年からフレグランスを販売し、アジア、中国などでの展開を強化した後、2019年10月に本格上陸を果たした。上陸時から話題を集め、2020年はシンガーソングライター瑛人のヒット曲「香水」の歌詞にブランド名が登場したことや、「ストーンズ(SixTONES)」のジェシーを起用したイメージムービーなどで一気に人気が高まった。
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フランス市場に関しては、現地の従業員代表との協議を経て決定する予定。これに伴い、BPI社は2022年1月1日から最低12ヶ月間、ドルチェ&ガッバーナ ビューティ製品の生産と販売を担当する。
同社は今年2月、2023年までの中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」を策定。その中で、スキンビューティ領域をコア事業とする抜本的な経営改革を進めると発表し、事業ポートフォリオを整理を行うとしていた。今回の一部契約解除の理由については、この経営戦略に沿ったものだと説明している。
なお、日本におけるドルチェ&ガッバーナ ビューティ製品の販売について、現時点で資生堂からの発表事項はない。
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