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「ビデオゲーム的視点」で世界を見るとどうなる?外苑前 EUKARYOTEで海野林太郎の個展開催

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先端芸術を探求するアーティストの新境地

(2021/06/15)

2021年7月4日(日)まで、外苑前・キラー通り近くのギャラリーEUKARYOTE(ユーカリオ)にて海野林太郎の個展「What You See is What You Get」が開催されている。

海野林太郎は1992年東京都生まれ。2018年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了し、現在は自身の表現活動を行いながらアーティストコレクティブ「カタルシスの岸辺」のメンバーとしても活躍している。

2019年に開催した個展では、カメラを自身の身体に固定して街を巡り、ビデオゲームのような一人称視点で撮影した映像作品が話題となった。また同じ手法で野焼きの風景を撮影し、それにドローンで空撮した映像を交えることで平穏な日常と戦場ゲームの光景を曖昧にさせるなど、“普通”と“異様”を織り交ぜた作品で鑑賞者を引き込んでいる。

本展ではすべて新作となる3つのシリーズ映像作品のほか、写真やドローイング、粘土の立体を交えたインスタレーションを発表。本展のタイトル「What You See is What You Get」は「それ以上でもそれ以下でもない、見たまま」という意味。これについて海野は「多様な情報が氾濫する現在においては、あらゆる意味で『見たまま』であることは難しく、直訳すると『見えるものは得られるもの』という言葉にも示唆を感じる」と語っている。

他アーティストにもれず、新型コロナウイルスのパンデミックは海野の作家活動にも影響を及ぼした。本展で公開されている作品群には、彼自身の心境の変化も反映されているという。先端芸術を探求するアーティストの新境地を、キラー通り近くのギャラリーで目の当たりにすることとなるだろう。

■概要海野林太郎個展「What You See is What You Get」開催期間:2021年6月11日(金)〜7月4日(日)開催場所:EUKARYOTE(ユーカリオ)住所:東京都渋谷区神宮前3-41-3開廊時間:12:00〜19:00休廊日:月曜

>>EDITOR’S VOICE本展の会場「EUKARYOTE(ユーカリオ)」は2017年まで神宮前エリアにあった「セゾンアートギャラリー」のメンバーが中心となり2018年にオープンした。ギャラリー名は「真核生物」を意味するラテン語で、確かな核のある表現を求める姿勢を表しているという。

※敬称略

Text:Natsuno Aizawa

INFORMATION

外苑前 EUKARYOTEで海野林太郎の個展 “ビデオゲーム的視点”で世界を見るとどうなる?

住所東京都渋谷区神宮前3-41-3営業時間12:00〜19:00定休日月曜

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