言葉を味わう書籍『翻訳目録』から誕生
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(2021/06/22)
表参道駅すぐの老舗・山陽堂書店3階の喫茶室「山陽堂珈琲」にて、雷鳥社発行の書籍『翻訳目録』から生まれたオリジナルアパレルグッズが販売中だ。
『翻訳目録』は精神科医・翻訳家として活躍する阿部大樹氏が“私的なノート”に書き溜めた言葉を集めたもの。様々な国や地域、時代で生まれた言葉を、それらにまつわるストーリーとともに紹介している。“名無しの翻訳”、“時代とともに消えた言葉”、“意味の移り変わり”など、言葉の背景にあるものは千差万別。阿部氏の穏やかな文体からは、ひとつひとつ言葉の魅力がじんわりと心に染み入るように伝わってくる。
さらにこの本を味わい深いものにしているのは、イラストレーター・銅版画家のタダジュン氏による挿絵。山陽堂書店では今回、本編収録の挿絵や、それをアレンジしたイラストをTシャツ、ライトスウェットに落とし込みオリジナルグッズを制作した。着用時に見えるデザインはもちろん、本の表紙から作成した特注タグにも注目してほしい。
明治24年に創業し、昭和6年から現在の場所に佇む山陽堂書店。歴史を感じる建物からは表参道と青山通りの交差点を一望することができる。グッズの販売をしている山陽堂珈琲では7月半ば頃までタダジュン氏の作品展も開催。グッズ購入はもちろん、休憩にアート鑑賞に、気軽に訪れてみては。
■概要『翻訳目録』山陽堂書店オリジナルグッズ販売期間:2021年6月16日(水)〜販売場所:山陽堂珈琲(山陽堂書店3階)住所:東京都港区北青山3-5-22電話番号:03-3401-1309営業時間:13:00〜18:00(土曜は11:00〜)定休日:日曜、祝日
※詳細は山陽堂珈琲SNSよりご確認ください。Twitter:@sanyodocoffeeInstagram:sanyodocoffee
【商品情報】・5.6oz Tシャツ ※各10枚限定デザイン:3種類(guinea pig・JASPER・わんわん)カラー:2種類(バニラホワイト・ミックスグレー)サイズ:3種類(S・M・L)
・7.4oz ライトスウェットデザイン:3種類(guinea pig・JASPER・わんわん)カラー:1種類(ヘザーグレー)サイズ:3種類(S・M・L)
※「oz」は生地の厚さを示しています。
>>EDITOR’S VOICEもともと豆腐屋があったという現在の「山陽堂書店」の地下には、東京オリンピック前まで井戸があった。山手大空襲のとき、この井戸の水や頑丈な建物が役に立ち、多くの人の命を助けたという過去も。街に起こったあらゆる出来事を見守ってきたこの書店は、街と一緒に生きてきたと言えるだろう。
Text:Natsuno Aizawa
INFORMATION
住所 東京都港区北青山3-5-22
電話 03-3401-1309
営業時間 13:00〜18:00(土曜は11:00〜)
定休日 日曜、祝日
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