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切り絵の新しい表現方法を確立、アーティスト平野千明が初のポートレート作品をトランク ホテルで展示

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「切る」という行為を通して、探っていく

(2021/09/22)

アーティスト・平野千明の個展「Modern allegorism」が、2021年10月2日(土)〜10月3日(日)の2日間限定で、TRUNK(HOTEL)にて開催。

平野千明はCUT OUTの技法を用いるアーティスト。2012年、NEW YORKに移住しアート活動を展開。日仏現代美術世界展での入賞やコムデギャルソンDMにてテセウス・チャンとコラボレーションするなど多方面より注目を集めている。これまで都市や機械をモチーフにした作品によって人間と自然、自然と機械、自然と都市の関係について言及してきた平野は本個展にて初のポートレート作品を発表する。

本個展について平野はこうコメントする。「人間は他人を解釈する際に様々な脚色を加え、1人の人物にまつわるイメージを創造していきます。 すなわち、そこにはもともとの事実を切り崩し、新たに意味を与えていく工程があるのです。切り崩す・切り開くという行為は世界と人間の関係を物語るための行為でもあります。自然から都市、そして人工への形態変化。 それは人間を語るためのキーワードの一つであり、そしてその行為は空間・場所を新たに生み出していくことだと私は考えています。私の作品のテーマは、つまり人間を取り巻く世界とそことの関係を「切る」という行為性を通して探っていくことにあります」。

白と黒の紙をカッターナイフで裁断し、それぞれをアッサンブラージュしていく作品を平野は「切る=空間の創造」と形容する。紙を切り、まっさらな地平である白紙に図絵を構築していく作業は、ゼロから存在(=イメージ)を生み出すと同時に余白を活かし、それが所在する空間をつくり上げていく行為でもあるのだ。空間に浮かび上がる人物と鑑賞者の対峙によって生まれる、“知覚実験”的な作品を楽しんで。

■概要
HIRANO CHIAKI solo exhibition “Modern allegorism”
開催期間:2021年10月2日(土)〜10月3日(日)
時間:12:00-20:00
入場料:無料
場所:TRUNK(HOTEL)

>>EDITOR’S VOICE
TRUNK(HOTEL) から歩いて約6分の場所にあるGYRE GALLERYでは、2021年10月17日(日)まで「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」が開催中。芥川賞作家・村田沙耶香の世界観を2人のアーティストが読み解いた作品のほか、村田本人が学生時代に制作した作品も必見です!

※敬称略

Text:miwo tsuji

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