


テーマは「記憶の中の霊性」
MIYASHITA PARK内のSAIにて、アーティスト・オートモアイによる個展「I wanna meet once again if like that dream」を、6月25日(土) 〜7月17日(日)の期間で開催する。
「匿名」というキーワードのもと、表情を描かれない人々が登場するオートモアイの世界観。国内外の人々に、絵画の魅力を改めて提示してきたと言える。アートピースの制作のみならず、Supreme、NEW ERA、SEIKO、Champion 等のファッションシーンやミュージックシーンにも作品を提供。日本を代表する若手作家のひとりとして、その地位を確立している。
本展では、絵画自体を“時間を超越することのできる装置”と捉えた上で「記憶の中の霊性」というテーマを設定し、制作が行われた。何世紀も前に描かれた絵画と対峙した時の、自分が生きている時間軸以外の世界へアクセスしたような感覚と、自分自身の記憶を遡る感覚。その2つの感覚が酷似していると感じたオートモアイは、不確かでも確かにそこにある存在として、霊の存在を重ね合わせ、まるで降霊術を行うかの如く制作に励んだ。タイトルにある「I wanna meet once again if like that dream(そういう夢であれば、もう一度会ってみたい)」が指す“夢”もまた、漠然と判然を交差する存在としての絵画(=記憶)と同じ側面を持つ。ロジックを越え、場所や時間をも越えて交差するイメージだ。
会期中には、オートモアイ本人が、佐藤栄祐(TAV GALLERTY)、黒瀧紀代士(デカメロン)、焚書舎スタッフらゲストを招き、制作などについて語るトークショーを全3回開催する。本イベントは、アーティスト自身が初めて公に登壇する貴重な機会だ。SAI公式ホームページより、各回先着30名が参加可能となっている。
全て新作で構成される本展。渋谷と原宿を結ぶMIYASHITA PARKで、これまでにない絵画表現に身を委ねながら、記憶を遡る感覚との共通点を探ってみよう。
■概要
I wanna meet once again if like that dream
開催期間:6月25日(土) 〜7月17日(日)
営業時間:11:00〜20:00
開催場所:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
電話番号:03-6712-5706
※お出かけの際はマスク着用の上、こまめな手洗い・手指消毒を行い、混雑する時間帯、日程を避けるなどコロナウィルス感染症対策を十分に行いましょう。
>>EDITOR’S VOICE
MIYASHITA PARKの「or(オア)」では、米原康正とのアートプロジェクト「OR × TWELVE ARTISTS + DA.YO.NE」を12ヶ月にわたり実施中。現在は、JOHN125の個展を開催しています。会期は6月19日(日)までなので、気になる方は早めに足をお運びください。
Text:Arisa Watanabe
最終更新日:
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