シュプリームやジバンシィが認めたアーティストCHITOが個展を開催

QUI

クリエイティブプラットフォーム

QUI

ADVERTISING

2022年12月3日(土)から12月18日(日)まで、ビジュアルアーティスト、デザイナーのCHITO(チト)による国内初個展「TOUCH」が原宿のアートスペース「THE PLUG」にて開催される。

1996年、ワシントン州シアトル生まれ。ビジュアルアーティスト、デザイナーの肩書きを持つCHITOは、エアブラシを主とした多様な手法で、ユニークなキャラクターや言葉によって構成されるグラフィティ由来の視覚言語を独自に開発し、自身の制作スタイルを発展・拡大するアーティスト。幼少期よりストリートカルチャーと近接な生活を送り、10代からグラフィティに興味を持ち様々な街を探索しながらライターとして自身の表現をアウトプットしていたCHITO。彼の手から描かれるラフな曲線、鮮やかな色彩、ユニークなメディウムで構成されるシンプルでありながら創作性溢れるイメージは、これまで多くの人々を魅了してきた。

彼のスタイルが確立された背景には、多様なファッションブランドとのコラボレーションがある。世界各国を旅し、現地で手に入れた品々にペイントした彼の作品群が、ストリートシーンで注目を集めた事をきっかけに、2018年、＜SUPREME(シュプリーム)＞がコラボレーションアーティストとしてCHITOを選出。彼の名前はファッションシーンに大きく広がった。その後も＜Arc’teryx(アークテリクス)＞や＜Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)＞、＜GIVENCHY(ジバンシー)＞ではクリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズのもとで、コラボレーションが実現した。
彼の手がけるコラボレーションピースはDrake(ドレイク)、FrankOcean(フランク・オーシャン)、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)などのポップスターが着用、収集し、アメリカを中心とする世界中のポップカルチャーにも影響を与えている。

また、現代アートの文脈でも彼の表現活動は大きく評価されており、これまで、パリ、ニューヨーク、マイアミ、東京でのグループ展に参加する傍ら、メキシコシティ、バンクーバーでは個展も行っている。
日本での初個展となる本展では、新たな試みで有刺鉄線や和紙を用いたペインティングシリーズ、ネオシルクスクリーンのエディション作品と、オール新作で構成される。