2023年「BFC/ヴォーグファッション基金アワード」、16アーリントンに栄冠

　イギリスファッション協会（The British Fashion Council、以下BFC）と英ヴォーグ（VOGUE）誌が主催する2023年「BFC/ヴォーグファッション基金アワード（BFC/Vogue Designer Fashion Fund）」のグランプリに「16アーリントン（16Arlington）」が選出された。

　16アーリントンは、デザイナーデュオのマルコ・カパルド（Marco Capaldo）とフェデリカ・カヴェナティ（Federica Cavenati）が2018年に創設。現在はマルコが単独でデザイナーを務め、イギリス・ロンドンを拠点にウィメンズのイヴニングウェアを展開している。これまでに、ヘイリー・ビーバー（Hailey Bieber）やナオミ・キャンベル（Naomi Campbell）、オリヴィア・ロドリゴ（Olivia Rodrigo）などのセレブリティが同ブランドを着用してきた。16アーリントンには賞金として15万ポンド（約2576万円）が授与される。

　なお、BFCは翌日に2023年度のBFC Fashion Trust受賞者を発表。同基金はビジネスの支援を目的としており、すべての既製服コレクションおよびアクセサリーが対象となる。2023年度は「チョポバ ロウェナ（Chopova Lowena）」「フルーティ ブーティ（Fruity Booty）」「モリー ゴダード（Molly Goddard）」「ネオアス（NEOUS）」「ピフェリ（PĪFERI）」「リチャード マローン（Richard Malone）」の6ブランドが選出され、資金援助とメンタリングを獲得した。

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