©Cevallos Brothers
東京に感化された作品を20年以上にわたり制作しているアーティスト スティーブン エスポ パワーズ(Stephen ESPO Powers)が、コミュニティー レクリエーションショップ「エスポーキョー(ESPOKYO)」を原宿に出店する。オープン日は6月10日。
パワーズは、1968年フィラデルフィア出身。1994年にニューヨークを拠点とする雑誌「Go Magazine」で編集長に就任し、同時にグラフィティアーティストとしても活動を開始。1998年にスタジオを立ち上げた後、The Institute of Contemporary Art in Philadelphiaやベネチア・ビエンナーレなどでの個展を経て、2007年にはPennsylvania Academy of Fine Artsで初の美術館での個展を開催した。
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また、街にアートを増やす事を目的としたプロジェクトを数多く実施。2003年にNPO団体Creative Timeやコニー・アイランドの市長と共に「Dreamland Artist Club」を設立し、45人以上のアーティストと同市内の遊園地のサインや壁画を制作した。2009年からは、フィラデルフィア、セラキュー、ブルックリンの各コミュニティーに対するラブレターを壁画に描くプロジェクト「Love Letter To ~」を手掛けており、廃業した店舗のシャッターなどに描かれたグラフィティを見栄え良く消すといった、ユニークなプロジェクトも行っている。
エスポーキョーは、花井祐介や長場雄らの作品を取り扱う現代美術ギャラリー「GALLERY TARGET」が入居していた、明治神宮前駅から徒歩8分のスペースにオープン。パワーズが今まで見て感じてきたものをショップとして表現するもので、「SUGOIKAWAII」キャンバス作品やシルクスクリーン作品をはじめ、Tシャツやトートバッグなどを販売する。オープン初日には本人が来日し、ライブシルクスクリーンイベントを予定している。このほかの詳細は、同店の公式インスタグラムで順次公開するとしている。
■ESPOKYO
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-32-10 1階
営業時間:12:00〜20:00
定休日:月曜、火曜
公式サイト/公式インスタグラム
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