「イデー（IDÉE）」が、北アイルランドを拠点に活動を行う陶芸家デレク・ウィルソン（Derek Wilson）の展示販売会「Forming Shadows」を、グランスタ東京のIDÉE TOKYOに併設するIDÉE Galleryで開催する。期間は、7月14日から8月15日まで。

　デレク・ウィルソンのセラミック作品は、イギリスの構成主義などからインスピレーションを得た幾何学的なフォルムに、マットな釉薬と穏やかな色合いが特徴。いずれも自身のスタジオでろくろを使用し手作業で制作されている。会場では、花器（12万1000円〜）や壁面に掛けるオブジェ（18万7000円〜）のほか、国内初展開となる自立型のオブジェ（29万1500円〜／全て税込）など計50点の作品を展示販売する。

　イデーが、同氏の展示会を実施するのは2021年以来2度目。同氏は「今回の展示会のために制作した作品は、器という具体を抽象的な造形へと昇華させることができるのか、という探求心に突き動かされて生まれたものです。ものを入れるという機能を持ち、身近な生活の道具を連想する “器”を、抽象的なフォルムへと発展させたオブジェは、日常生活を豊かにしてくれる、アートとしての役割を持ちます」とコメントしている。

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■デレク・ウィルソン　展示販売会「Forming Shadows」
期間：2023年7月14日（金）～8月15日（火）
会場：IDÉE TOKYO 併設 IDÉE Gallery
所在地：東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 グランスタ東京 地下1階　スクエアゼロエリア48番
営業時間：10:00～21:00
入場料：無料
公式サイト