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ものづくりの現場を自分の目で見ることが、より良い商品開発につながる

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 百聞は一見に如(し)かずとはよく言ったもので、物作りの現場は機会があれば見た方がいい。この1カ月間で幸運にも紡績、染色、縫製、刺繍の工場を見学する機会があった。

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 紡績、縫製は過去に何度か見学したが、すぐに理解できるわけもなく、今回もたくさん教えていただき理解が深まった。一方で刺繍、染色は初めて。頭がパンクしそうだったが、多くの学びがあった。

 なかでも印象深かったのは刺繍だ。「数千回以上は針を動かして一つの絵柄を表現する」というのは私の想像を超えており、そのデータ制作に「半日から1日かかる」とのことだ。パンチャーという人が針をどう動かせば求められる絵柄を表現できるか、パソコン上で一針一針シミュレーションしながらデータを作るという気の遠くなるようなプロセス。しかも刺繍は〝一筆書き〟。最短ルートで効率的に針を動かす技術が求められる。

 「こんなに大変な作業なのか」「何度も修正を頼んでごめんね」。顧客が見学後に声をかけていた。物作りの現場を具体的にイメージできると頼み方が変わるはず。互いを理解すれば一方的に事情を押し付けず、より良い商品開発のヒントにもなるはずだ。

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