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ウォルマート傘下の会員制スーパー「サムズクラブ」、Z世代の会員数が2年間で63%増

ウォルマート傘下の会員制スーパー「サムズクラブ」、Z世代の会員数が2年間で63%増

在米28年のアメリカン流通コンサルタント
激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ

■チェーンストア最大手ウォルマートの傘下でメンバーシップ・ホールセール・クラブのサムズクラブでは会員が若返りしている。

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チェーンストアにかかわらず企業にとって顧客層の若返りは大きな課題であるが、サムズクラブでは新たな顧客を巧く開拓している。

ウォルマートCFOのジョン・デビット・レイニー氏は投資家会議にてサムズクラブがミレニアル世代とZ世代の会員が急増していると語った。

レイニー氏によると2年間でミレニアル世代のサムズクラブ会員数は14%増加し、Z世代の会員数はなんと63%も増加しているのだ。

特にZ世代がサムズクラブに会員になる理由にコスト意識が非常に高い可能性が指摘されている。

多感な時期にコロナ禍を経験したことでZ世代は経済的な安定が生活に不可欠であることを学んでいるのだ。

サムズクラブの直近となる第1四半期(2月~4月期)決算では売上高が214億ドルとなり前年同期比4.6%の増加となった。

既存店ベース(ガソリン販売は除外)は4.4%の増加となっている。既存店の内訳は客数が5.4%で増加するも客単価は1.0%の減少となった。

サムズクラブのEC事業は18%の増加と二桁成長を維持しているのだ。

レイニー氏によるとECを含めてサムズクラブのデジタル体験は若い顧客層の共感を呼んでいる。

商品バーコードをモバイルアプリでスキャンしていく、サムズクラブのスキャン&ゴーは過去3年で利用が50%も増加し今では会員の3人の一人の割合で使用されている技術になっている。

コストコ会員から垂涎の的となっているスマホレジのスキャン&ゴーではショッピングカートにあるエコバッグに入れながら買い物ができる。

また買い物途中で消費税込みの合計金額の確認も簡単にできるのだ。このためコストコンシャスなZ世代にとっても予算内の買い物ができる。

何よりも利便性が高いのは有人レジやセルフチェックアウトレジを素通りできる点だろう。レジ行列に並ぶ必要はなく、レジ台に商品を置く手間もない。

人との接触が最小となることで、店内での感染リスクが下がる。パンデミックでスキャン&ゴーはお客にとっても店内のスタッフにとっても大きなメリットとなった。

スキャン&ゴー技術はコロナ禍で一層進化して、さらに使いやすいようにアップデートされている。

例えば決済完了となるチェックアウトでは会員にボタンをタップさせるのではなく、押し間違い等を減少させるため"スライド"させることで決済完了となっている。

ボタン操作で間違いがないようにスライドを取り入れているのは画期的なのだ。

またチェックアウト直前の画面では、不注意のないように"商品点数を確認するポップアップ"も加わっている。小さなことだが買い物に小さなフリクション(摩擦)をなくす工夫は若い世代にウケがいいだろう。

こういった店内での買い物で小さな手間をなくすことはスキャン&ゴーだけではない。

サムズクラブは4月、レシート検証イノベーションを120ヶ所以上に導入したことを発表した。

3ヶ月程度で20%の店舗に導入されたレシートAIチェッカーは人工知能(AI)とコンピュータービジョンを使った技術だ。

空港のセキュリティゲートのような通路を買い物客が通ることでチェッカーの代わりにカートの中をチェックする。

鳥居のようなゲートにあるコンピュータービジョンがカートの商品を認識している。上から見下ろすような垂直式カメラに加えて、左右横からの水平カメラを使ってカート内の商品を判別する。

コンピュータービジョンが得た3D画像からAIが解析しカートの中身とレシートが一致しているかを検証する。

お客が端末でスキャンするのかこれまでのようにスキャニングはスタッフが手動で行うのかがまだわからない。

なおサムズクラブによるとペインポイントを解消する実証実験では、半数以上の会員から好評価を得ている。

また通常のスタッフの目視によるチェックに比べて23%早く確認を終えられるとしているのだ。これによりスキャン&ゴー(Scan & Go)でレジを素通りできても出口チェックの行列に並ぶことが減少する。

サムズクラブによると年内中にはAIチェッカーを600店近い全店に導入するとしているのだ。

 Z世代が2年で60%以上も増えていることで会員の若返りで競合コストコに対して追い上げが加速しそうだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日本の大手チェーンストアの経営者や幹部は、子供や孫を連れてアメリカのディズニーランド(カリフォルニア・ディズニーランド・リゾート)に行くべきです。目的は未来の顧客となるZ世代を勉強するためです。重要なのはアトラクションを体験することではなく、ディズニーランド・アプリを介して入園チケットを購入し、アプリ機能を駆使しながらパーク内を効率的に回るのです。子供や孫にスマートフォンを渡し、アプリを使ってどうやってチケット等を購入するのかを教えてもらうのです。さらにジーニー・プラス(Genie+)も一緒に購入させます。で、入園する際にもアプリでの入場を横から見せてもらいます。アプリに現在のアトラクションの待ち時間、アトラクションを時間帯別に混雑度合い表示したグラフ、レストラン情報を見せてもらうのです。ジーニー・プラスで利用できるライトニングレーンも体験します。ここまで読んで「なんのことか、さっぱりわからいない」なら、あなたはまさにZ世代を知るためにディズニーに行くべき人。
 サムズクラブがそうであるように若い世代はスマホを駆使してアプリを便利に使います。ディズニーランドも体験しないことにはわかりませんから、サムズクラブもアプリを実際に使ってみてください。

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