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新宿・歌舞伎町独自の流行とは セレクトショップ「カワノ」社長に聞く

川野勝広さん

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新宿・歌舞伎町独自の流行とは セレクトショップ「カワノ」社長に聞く

川野勝広さん

ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
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 ネオンきらめく東京・歌舞伎町にほど近い新宿三丁目で、メンズ主力のセレクトショップ、カワノを運営している。

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 顧客は、流行に敏感で個性を求める「夜の街」の男性たち。仕入れは国内ブランドと東京やパリのファッションウィークに出すデザイナーブランドが多い。細身のシルエットのボトム、レディスのデザインを取り入れたオリジナルブランドのジレやジャケットなど、トレンドと独自性の絶妙なバランスを探った品揃えが特徴だ。

 50年創業の運営会社、カワノの3代目。67年に川野さんの祖父・政三氏が現在の地で紳士服小売業を始め、父の伸一会長がセレクト業態にした。コンセプトは「シャープ・セクシー・エレガント」。自身のファッションへの関心が高まった高校、大学時代から「カワノの服がどこよりも好き」と胸を張り、「コンセプトをどう現代風にアップデートするかを常に意識している」と話す。

 カワノを含め運営するセレクトショップ4店は、本社も入居する自社ビルの地下2階から地上2階の各フロアにある。交差点を挟んでユニクロ新宿本店とザラ新宿店と隣り合う。かつて新宿で多くの個店がしのぎを削ったが、今は店も駅ビルと百貨店に集約された。「うちのような個店はお客様にも期待されている。サービスの質を上げていかなければならない」と気を引き締めている。

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