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資生堂が次世代マイクロニードルを開発 独自構造で皮ふ浅層・深部へ同時にアプローチ

資生堂が次世代マイクロニードルを開発 独自構造で皮ふ浅層・深部へ同時にアプローチ

 資生堂が、独自構造の次世代マイクロニードルを開発した。「注入」と「押圧」の2つの機能を備えた新しいアプローチで、皮ふを傷つけずに皮ふ浅層(角層を含む表皮)に有効成分を注入すると同時に、皮ふ深部(真皮以下)に押圧刺激を与え、皮ふを傷つけない肌改善が期待できる。高い効果と安全性を両立し、日常的なケアに取り入れられる次世代マイクロニードルの開発により、新たな美容価値と生活文化の創出を目指す。

 マイクロニードルは、マイクロスケールの超微細な針で角層に極小の穴を開けることで、薬剤の皮内送達や細胞を活性化を促す手法として、化粧品や医療分野での活用が進んでいる。薬剤の浸透を高めるとともに「創傷治癒」の反応を引き起こし、皮ふ深部の構造を再構築して高い効果をもたらすとされる一方で、治療による出血等を伴う侵襲の側面もあることから、施術を受ける際の負担や不安感が課題とされてきた。

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 資生堂は、高い効果と合わせて、「非侵襲性」も叶えるべく、従来の「刺す」機能に「押す」機能を掛け合わせた。また、マイクロニードルに搭載する薬剤の種類や量が限定される点や、針素材の安全性、針が折れ曲がるリスクといった課題を解決するため、独自の注入機構の開発を進めた。

 さまざまな形状や仕組みを検討して生まれた次世代マイクロニードルは、突起をガードリングで覆い、先端にマイクロニードルと注入孔を配した形状を採用。皮ふ浅層のみを精密に刺し、同時に皮ふ深部に押圧による圧刺激を効率的に与えることのできる形状パラメーターを見出し、最適化された形状を叶えた。

 押圧による皮ふ深部への刺激は、免疫や血管、コラーゲンなどの細胞外マトリクスに関連する遺伝子群の発現を変化させることが分かった。表皮、真皮、血管を包括的に活性化させることで、たるみやバリア機能、シワといった複合的な肌悩みの改善が期待できる。

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独自構造の次世代マイクロニードル(イメ―ジ図)

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次世代マイクロニードルの作用機序(イメージ図)

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