高級カシミヤニットで知られるフランスのファッションブランド「ルシアン ペラフィネ（lucien pellat-finet）」が、新たなアーティスティックディレクターにスタイリストの野口強を起用した。

　野口は、1964年、大阪府出身。スタイリストの大久保篤志に師事し、1989年に独立した後は雑誌や広告、ショーなどのスタイリングを手掛けている。また、2016年からは自身のデニムブランド「マインデニム（MINEDENIM）」のディレクターを務める。

　同氏は、昨年2月に事故によって死去した創業者のルシアン ペラフィネ（lucien pellat-finet）氏とも親交があったという。ブランドは「その経験や自身の美学を活かし、ブランドの真髄であるフレンチシックや革新性、上質さ、ストリートの要素を一層強化することで、ブランドに新たな風を吹き込むことを期待しています」と発表した。

　今後野口は、ルシアン ペラフィネのクリエイティブを全面的に担当。ファーストコレクションは2025年秋冬シーズンに披露される。

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◾️ルシアン ペラフィネ：公式サイト