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松屋銀座が、5月1日に開店100周年を迎えることを記念したセレモニーを開催した。古屋毅彦社長や、石脇聡子本店長らが登壇し、社員や顧客、メディアに向けて挨拶や鏡開きなどのイベントを行った。
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松屋銀座は、関東大震災からちょうど20ヶ月後の1925年5月1日に誕生。前身である横浜の呉服店「鶴屋」が神田今川橋にあった「松屋」を買収し、呉服店から百貨店へと進化させる過程で、当時既に日本一の繁華街として隆盛を誇っていた銀座を出店先に選び、最新式の設備を備えて作られた。銀座店の建物は、建設中に大震災に見舞われ、同震災によって今川橋や横浜の店舗が焼失。第二次世界大戦時には空襲の被害に遭い、戦後はアメリカ軍に全館が接収されるなど多くの苦難を乗り越え、大増床やロゴの変更などを経て現在に至る。なお、銀座店の建築は、内装や外装の変更を加えながらも、開店当初から建て替えを行わずに現存している。
開店前の店内で実施された社内向け開店記念祝賀式で古屋社長は「100年を迎え、一言を選ぶとするならば“感謝”」と、さまざまな苦難を乗り越えてきた先人たちや社員、歴代クルー、顧客、銀座の街の人々への感謝を述べるとともに、「百貨店は平和産業、さまざまな人とのつながりで百貨店はできている、100周年を機に、改めて多くのつながりに感謝したい」と話した。

古屋毅彦社長
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松屋の2025年2月期連結業績は、総額売上高が前年比19.3%増の1371億8400万円、営業利益は同50.8%増の44億8500万円、経常利益は同51.9%増の44億6400万円だった。主力事業である百貨店事業が売上をけん引し、銀座店に関しては売上高が1225億円を記録。過去最高を更新した。古屋社長は「グループ全体で過去最高の数字を出すことができた原動力が銀座店にあったことは間違いない。しかし、世の中の変化は非常に早く、日本のお客さまだけでなく、海外の消費者の行動も日々変化している。“去年と同じ1年”はやってこない、そんな時代だからこそ、自分たちが何者なのかをはっきりと持って進んでいくことが大切」とコメント。今年4月に発表した新中期経営計画の通り、「銀座」というグローバル都市で「圧倒的な存在」になること、リアルとデジタルに掛け合わせによって「トップレベルのプレミアムリテーラー」になること、世界中の人々が立ち寄りたくなる世界的な観光目的地になること(Global Destination化)が同社の目指す姿であると説明した。加えて「100年を機に、改めて“お客さま第一主義”という経営方針に立ち返ってほしい。そしてお取引先や地元の皆さんとともに共存共栄の精神、人間尊重の精神を大事に常にチャレンジをしていくことが松屋らしさ」と社員たちを鼓舞した。

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11時の店舗オープンに合わせて、店頭では古屋社長や石脇本店長ら同店社員が自ら来店客たちを出迎え、小山薫堂と古屋社長の対談や松屋銀座の歴史が収められた100周年記念冊子などの記念品を配布した。

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その後、正面口の外の特設スペースでは、銀座の商店・会社経営者のメンバーで構成される地元青年団体「銀実会」の露木佐瑛子理事長、「銀座もとじ」の泉二啓太代表取締役社長、「銀座 松﨑煎餅」の松﨑宗平代表取締役社長といったともに銀座を支える経営陣を迎え、顧客とメディアの前で鏡開きが行われた。
今後の100年に向けた地域貢献について問われた古屋社長は「“銀座に本店をもつ唯一の百貨店”として、そして銀座に店を構える商店の一つとして、街の方々とコミュニケーションをとりながら、これからも街を盛り上げていきたい」と話した。

左から:松﨑宗平氏、石脇聡子本店長、古屋毅彦社長、泉二啓太氏、露木佐瑛子氏
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同店では、4月29日から5月13日まで「松屋銀座 開店100周年アニバーサリーウィーク」と題し、オリジナルグッズやさまざまなイベントコンテンツを展開している。同館の出入り口5ヶ所には、奈良の伝統的な麻布「奈良晒(ならざらし)」で仕立てたのれんを設置。「麻(魔)を除ける」という意味から、商売繁盛につながると言われる麻布ののれんで100周年を彩っている。

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オリジナルグッズとしては、縁起物であり「永遠の繁盛」を意味する松と鶴のモチーフをデザインした松屋の社章「松鶴マーク」や、銀座店開店当時のロゴを復刻したデザインを採用したオリジナルハンカチ(1980円)やトートバッグ(4400円)、マグカップ(2750円)などをラインナップ。5月13日まで1階正面口プロモーションスペースに販売ブースを設ける。なお、オリジナルグッズのデザインはさまざまな広告キャンペーンやロゴデザインを手掛けるクリエイティブディレクターの小杉幸一が担当した。




松屋銀座100周年記念オリジナルグッズ
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このほか、100周年を記念して、同店に入居する和洋菓子やアパレル、雑貨ブランドが松屋銀座店限定商品を展開。2026年2月28日までをアニバーサリーイヤーとし、「つなぐ、つながる、つなげる」をテーマとしたコンテンツを継続していくという。
最終更新日:
◾️松屋銀座:公式サイト
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