
Image by: FASHIONSNAP
女性・子ども向けのカジュアルファッションブランド「アナップ(ANAP)」を運営するANAPホールディングスが、日本初となるビットコイン(BTC)を現物出資とする第三者割当増資を決議した。これにより、総額約114億円の資金調達を実施。うち約80億円分がBTCでの払い込みとなる。資金の払い込みは、7月18日に予定されている臨時株主総会での承認を経て、22日に完了する見込みだとしている。
今回の取り組みは、伝統的な金融の枠組みを超え、デジタル通貨の本質的な価値を中長期で活用するための新たな資本戦略の一環として実施。調達した資金とビットコインは、企業価値と財務安定性の向上を目指す「ビットコイントレジャリー戦略」、暗号資産市場における価格変動を活かした収益機会創出を掲げる「トレーディング戦略」、高感度なBTCユーザーを対象に実店舗およびECで新ブランド展開を計画している「ライフスタイル事業」、ブロックチェーン技術を活かしたBTC決済、マイニング、関連ソリューション開発を目指す「テクノロジー事業」といった4つの事業分野で戦略的に活用するという。
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