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朝と夜の境目"午前4時"が由来、ウィメンズブランド「フォー エーエム」が本格始動

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朝と夜の境目"午前4時"が由来、ウィメンズブランド「フォー エーエム」が本格始動

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 トゥモローランドで経験を積んだデザイナー 安藤洋子が手掛けるファッションブランド「フォー エーエム(FOURAM)」が、2025年秋冬シーズンに本格始動する。

 フォー エーエムは、「自分の良い部分と悪い部分、両方を抱えて生きていくための服を作りたい」との安藤の思いから、現代女性が内包する二面性や曖昧さを肯定するアイテムを展開。「traditional」「work」「luxe」の3つのテーマを横断することで、着る人が"自分だけの中間"を見つけられるようなスタイルを提案する。ブランド名は、「二面性」や「曖昧さ」といったコンセプトを連想させる、朝と夜の境目「午前4時」から命名した。ウェアやアクセサリーに加え、展示会の内装やルックブックの装丁などブランド全体のデザインを安藤自身が手掛ける。

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雲
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安藤自身がディレクションした2025年秋冬コレクションのルック

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 安藤は、文化服装学院を卒業後に入社したトゥモローランドで販売から生産管理、製品のデザインまでを幅広く経験。ファッションの川上から川下までを一貫して学ぶことができた一方で、「服以外のクリエイティブも自分でコントロールしたい」と考えるようになったことから、転職を決意したという。プロダクトデザインやグラフィックデザインの経験を積んだ後、2023年に満を持してフォー エーエムを設立。これまでは自社ECのみで販売していたが、顧客が実際に手に取れる機会を増やすために、2025年秋冬コレクションでの本格展開に至った。

 今季のコレクションは、軽やかさと芯の強さを兼ね備えた女性をイメージし、"浮力"を意味する「Buoyancy」と静けさと強さを連想させる「Graphite(黒炭)」をテーマに製作。「フェミニンとマスキュリン」や「柔らかさと硬さ」といった相反する要素を同居させることで、ブランドのコンセプトである二面性を表現した。力強いショルダーラインとウィメンズらしいウエストシェイプの対比が特徴のテーラードジャケットをはじめ、ボリュームのあるローゲージのニットにあしらったスパンコールや、ショート丈のダウンジャケットに取り入れた軽やかなラウンドカットなど、同様のコントラストを随所に散りばめた。

人物
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袖口

スパンコールを散りばめたニット

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 長い年月を共に過ごせるタイムレスなデザインを目指し、シルクやカシミヤ、ヤク、尾州産地のウール地など高品質な素材を採用。また、「言葉にできない物事を感触で伝えたい」という思いから、ざっくりとしたツイードやとろみのあるシルク、ハリのあるウールギャバジン、エアリーなシャギーニットなど、さまざまな質感の生地を用いている。カラーパレットには、キーカラーのグラファイトブラックのほか、アースカラーやニュアンスグレーなど抑制した色調を採用。ブランド名を体現するような、未明の空を思わせる色使いにまとめた。

ニット
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パンツ

フォックスカシミヤのニットベスト

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 2025年秋冬コレクションでは、コートやジャケット、トップス、スカート、パンツ、ニット、スカーフなど全62型をラインナップ。価格帯は、アウター・ジャケットが3万800〜7万4800円、トップスが1万2100〜3万3000円、スカートが2万2000〜3万9600円、パンツが2万2000〜5万600円、ニットが1万8700〜6万500円、スカーフが2万2000円。

 今後は年に2回、春夏と秋冬に分けて新作コレクションの発表を予定。セレクトショップなど実店舗への卸に力を入れつつ、直営のコンセプトショップのオープンも計画しているという。

最終更新日:

■フォー エーエム:公式オンラインストア

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