「無印良品」を展開する良品計画が、生活雑貨26品目、食品59品目、計85品目を対象に9月5日から値上げすると発表した。また、食品5品目については容量を減量する。

　値上げの理由として、原料価格や物流費の高騰、人件費の上昇、円安の影響を背景に、企業努力によるコストの吸収が厳しい状況にあるとしている。生活雑貨では「スチールパイプ折りたたみチェア板座」（6990円→7990円）や、「スチールパイプテーブル」（7990円→8990円）、「ノート・マンスリー」（100円→120円）、「バスソープ」（190円→ 250円）など、食品では「オリジナルブレンド コーヒー ミディアムテイスト 豆」（850円→950円）、「世界のお菓子 ブールドネージュ」（250円→290円）などが対象。値上げ幅は平均で約16％になる。減量するのは「てんさい糖ビスケット」で、80gから76gに変更される。

　同社は、今年4月にも食品・生活雑貨から90品目を対象に値上げを実施。「オリジナルブレンド　コーヒー ミディアムテイスト 豆」など一部商品は、今年に入ってから2度目の価格改定となる。

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