
「マルニ(MARNI)」のクリエイティブディレクターであるフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が同職を退任するとヴォーグ(VOGUE)などが報じた。後任は現時点で未発表。
フランチェスコは、2016年に創業者兼クリエーティブ・ディレクターを務めてきたコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)の後任として同職に就任。2017年秋冬コレクションから2025年秋冬コレクションまでを手掛けた。
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イタリア出身のフランチェスコは、16歳で故郷を離れフィレンツェのポリモーダでファッションを学んだ後、ニューヨーク州立ファッション工科大学に進学。その後、セントラル・セント・マーチンズで修士号を取得した。大学卒業後は、アンナ・モリナーリ(Anna Molinari)手掛ける「ブルマリン(Blumarine)」や、「マロ(Malo)」時代のアレッサンドロ・デラクア(Alessandro dell'Acqua)など数人のデザイナーの下で経験を積み、2006年に「プラダ(PRADA)」に入社して婦人服を約10年間担当した。マルニでは、デザインを「総合芸術作品」と捉えた実験的な表現を通して、ブランドの成長をけん引した。
2023年にはファッションショーを日本で初開催。2022年に発売した「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボレーションは日本でも大きな注目を集めた。
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