
Image by: FASHIONSNAP
アメリカのG-IIIアパレルグループ(以下、G-III社)が、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」を擁するPVH Corp.(以下、PVH社)を相手取り、契約違反に対する損害賠償金の支払いなどを求めて提訴した。
G-III社は2005年から約20年間、カルバン・クライン、トミー・ヒルフィガーの米国およびカナダでの製造・販売に関するライセンス契約を結んでいたが、PVH側の申し入れにより2022年に提携を解消。この契約解消をめぐる対立が、今回の訴訟の発端となったもようだ。
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訴状は現在非公開だが、法廷文書の概要によると、G-IIIはPVHの不法な契約解消により売上が落ち込み、最低売上要件を達成できなかったと主張。それを理由に、ライセンス契約に基づくロイヤルティ支払い義務の免除と、損害賠償金2億5000万ドル(約375億円)を求めている。
海外メディアによると、PVH社の広報担当者は、「G-IIIの主張は根拠が無い。当社は法的手続きを通じて対応する」とコメントしているという。
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