建築家の安藤忠雄が、テレビ東京系列の報道番組「日経スペシャル カンブリア宮殿」の20周年特別回に出演する。放送日時は7月3日23時6分〜23時55分。安藤の同番組への出演は19年ぶりとなる。

　1941年に生まれた安藤忠雄は、独学で建築を学んだ後、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。1976年に完成した「住吉の長屋」が世界的に注目を集め、一躍その名を知られるようになった。以降、打ちっぱなしのコンクリートによる幾何学的なフォルムを用いた、無機質かつ独創的な世界観の建築作品を次々と発表。代表作には、光の教会（大阪府、1989年）やベネッセハウス（香川県、1992年）、表参道ヒルズ （東京都、2006年）などがある。1979年に日本建築学会賞を、1995年に建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー賞を、2002年に米国建築家協会（AIA）のゴールドメダル賞を受賞するなど、国内外から数多くの賞が贈られている。

　番組では、83歳になった今も最前線で挑戦を続ける安藤に密着。長年にわたり世界を魅了してきたその原動力と、変化の激しい時代を生き抜くためのヒントを探る。

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