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ドイツの菓子大手カッチェス(Katjes)が、スポーツウェアブランド「ボグナー(Bogner)」を展開するボグナー グループ(Willy Bogner GmbH)の株式60%を取得した。残りの40%は、創業家であるボグナー家が引き続き保有する。
ボグナーは、1932年にミュンヘンで創業した、スキーウェアを中心に展開するドイツ最大の高級スポーツウェアブランド。1936年にはオリンピックのドイツ代表ユニフォームを提供するなど、高い評価を得ている。2024〜25年度の売上高は約2億ユーロ(約3397億3000万円)で、買収価格は明らかにしていない。
カッチェスは、これまでオーラルケアブランドの「セラメド(Theramed)」や「ビュッヘン(Bübchen)」などを買収。主力の菓子以外の分野にも事業を拡大している。同社のマネージングシェアホルダーのトビアス・バッハミュラー(Tobias Bachmüller)は今回の買収について、「パーソナルケア分野での成功により、我々は本来の事業以外のブランドでも利益を上げられることを証明しました。ボグナーによって、ブランドポートフォリオは高級品分野にも拡大され、さらに強化されます」とコメントした。
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